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保子 茉莉花 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 今回、初めて中国に行って、とても良い経験をすることができた。
 
 まず、日本と中国との文化や習慣の違いを実感することができた。また、私が知っていた中国の文化や習慣は、実際に現地に行ってみると違っていたということが分かった。例えば、日本で馴染みの中華料理も、日本で食べられているものと本場のものとは味が全く異なっていた。

 最も楽しかったのは、潮州の韓山師範学院の学生との交流だ。私たち一人一人に学生のパートナーが付いた。そして、学生に中国語や餃子の作り方を教えてもらったり、カンフーを見せてもらったりした。最終日に中国語で短いスピーチをしたのも、あまり上手くは出来なかったが良い思い出になった。
 私は中国語をほとんど話すことができなかったため、学生との会話は英語を使うことが大半だった。将来、中国を訪れるときは、もっと中国語を話せるようになっていたい。

 

 中国の学生との交流での反省点は、私達が一方的に教えてもらうだけだったところだと思う。
 お互いに自分の国の文化を教えあえる機会があってもよかったと思った。
 また、私はパートナーの学生に中国の印章を貰った。だから、私も何かプレゼントできる日本の物を持って行っていれば良かったと思った。

 

 中国の大学を訪れてとても驚いたのは、中国の学生の真面目さだ。
 中国の大学生は、朝早くから外で本を読んでいたり、空いた時間は図書館などでずっと勉強したりしていた。この光景を見て、中国の学生はとても勉強熱心だと驚いた。私も彼らを見習って、一生懸命勉強しなければならないと思った。

 

 十五日間という短い期間だったけれど、今まで知らなかった中国の文化をたくさん知ることができて、充実していた。
 また、中国の大学生と交流ができたのは、とても貴重な体験だった。
 しかし、中国について知らないことがまだ数多くある。今回のような機会があれば、ぜひもう一度中国へ行きたい。そのために、これからも中国語の勉強に励みたいと思う。

八塚麻由 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 3月11日に東日本大震災が日本を襲った時、私たちは桂林を観光中だった。異国の地で聞かされた母国の大事件は、どこか現実味がなく、何をする訳でもなく今を楽しんだ。

 

 しかし、中国のテレビで放送される日本の映像は想像をはるかに超えていた。日本の情報を手に入れたくても、上手く入手することのできない状況に不安が募る日々を送っていた。

 不安を抱えながらも旅を続け、明日は日本に帰国する日となった時に、北京の地下鉄構内にある日本旅行の広告に、一人の男性が立ち止っているのを見かけた。

 

 いったい何をしているのだろうと見てみると、震災で莫大な被害を受けた日本に対するエールを綴っていたのだ。そこには、その男性のみならず多数の書き込みが存在した。

 

 この光景を目の当たりにして、私の中での中国に対するイメージが大きく覆った。

 日本のテレビで見た中国の反日デモの印象が強く残っていた私は、中国人は日本に対して敵対心を持っているのではないかと感じていた。

 

 しかし、私が出会った中国の人々は皆親切であった。実際、潮州師範学院では同世代の中国の学生と交流を図ったが、皆とても温かく迎えてくれた。

 

 根気強く私に中国語を教えてくれた人、一緒にお昼ご飯を食べに行こうと誘ってくれた人、堂本剛の大ファンだという人。様々な学生と交流することで私の中での新しい中国が生まれたのである。

 

 今回の中国短期語学留学では、語学のみでなく様々なことを学ぶことができたのだ。特に、先に述べたように自身が抱いていた中国という国に対する固定概念を打破することができたことが一番の収穫である。

 

 実際に現地に赴き、人々と交流を深めなければ実態は分からない。その国の価値観や文化を理解しなければ未来に繋げることはできないのではないだろうか。

 

 机上の空論で作りあげた考えを覆す必要があると感じた。私に、その機会を与えてくれた陳先生をはじめとする国際連携機構の方々、一緒に旅をした友人、中国で出会った人々に感謝をしたい。

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 最後に、北京の故宮で見た「連理の枝」を紹介したい。

 連理の枝は白居易の「長恨歌」にも登場する。元は二本の木が、まるで一本の木のように互いが支え合って共存しているという木だ。

 これは、昔から仲睦まじい婦の例えとして用いられている。

 私は日本と中国の未来の姿がこの木のようになってほしいと思う。

縄田明徳 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 今回の中国短期留学は自分にとって初の海外であり、留学でもあったこともあって、自分の中の常識や、中国に対するイメージを覆されたり、沢山の良い刺激を与えてくれた。

 最初に行った韓山師範学院では2週間のうちの1週間を過ごしたのだが、この1週間は本当に充実していた。それは愛媛大学にいては体験できないことに溢れていたからだ。

 まずは日本語が通じないという環境である。

 外国だから当たり前なのだが、これほどまでに日本語が通じないという環境に初めて身を置いた自分にとって、これほど刺激的で、また不安なことは無かった。

 しかし不安の方はすぐにどこかへ行ってしまった。それは韓山師範学院の学生たちがとても優しく、こちらの気持ちを汲み取って、言葉が通じなくてもこちらが思っていることを理解し助けてくれたからだ。

 自分は英語も中国語も話せず、パートナーにそのことについて何度も謝ったが、その都度、日本語で大丈夫と言ってくれた。本当に申し訳なかった。

 今度中国に留学をする時は、会話とはいかいないまでも、意志疎通ができるくらいに言語を習得して色々な人と話したいと思う。

 

 中国の人たちは自分が思っている以上に人が良かった。ホテルのロビーでくつろいでいる時に、同じホテルに泊まっている中国人が、「君は日本人かい?旅行で中国に来たの?」と話しかけてきた。その人は英語も日本語も話せなかったけれど、紙に書いたり、ジェスチャーで色々と聞かせてくれた。

 その他にも道に迷った時、向こうから「どうしたんですか?」と話しかけてくれたりもした。本当の中国を自分の身をもって見ることができたことは、中国に対するイメージを変えてくれたし、メディアを通して入ってくる中国と、実際の中国は違うということが分かった。

 

 今回の中国短期留学では、日本の常識が世界の常識ではないこと、言語や国が違っても人の優しさや思いやりの心は変わらないこと、他にも色々な事を学んだ。
 中国の人には感謝しきれないほど助けてもらい、本当に嬉しかった。また中国に行きたいと思えるような素晴らしい短期留学でした。

中村浩輔 中国短期語学研修2011(韓山師範大学) (2012年05月30日)

 私が今回中国への短期留学を決意するにあたっての動機は、まず中国という国について非常に興味を持っていました。

 尖閣諸島沖での漁船衝突事故をきっかけに連日のようにニュースで放送されていた中国人の反日デモなどにより表出していた反日感情。

 私は「中国人は日本が嫌いなんだ。」という勝手なイメージを持っていました。また中国人はマナーを守らない、自分勝手だというイメージもあり中国に行く前には、正直中国に対してあまりいい印象は持っていませんでした。

 しかしそういったいろいろな異文化にも触れたい、また自分の英語や中国語、コミュニケーション能力はどこまで通用するのだろうかという思いで参加を決意しました。

 実際この短期留学を通して私の中の世界は大きく変わりました。日本では考えられないような物価の安さ、またトイレに駆け込んでもトイレットペーパーがない、ドアすらもない場合があるといった生活。

 道路には信号がほとんどなく潮州や桂林といったところではバイクで3人乗り4人乗りといった状況があたりまえ。また1番驚かされたのは経済格差の問題です。

 普通に道路を歩いていたり、地下鉄に乗っていると乞食をしている人が現れました。また北京の高層ビルがひしめき大きなショッピングモールがある状況はまさに先進国といった印象をうけました。

 私が今まで生きてきた上で獲得してきた常識やあたりまえといったものが全く通用しない、異文化にふれることは極めて斬新でした。

最後にこの短期留学で最初の1週間お世話になった韓山師範大学での出来事をかこうと思います。

中国の大学は非常にスケールが大きく事前に予測していた以上のものでした。学校のなかにはマンションみたいな寮がすごい数あり、8階建ての図書館があり、陸上競技場が2つも3つもあり本当に圧倒されました。

 

 また「中国人と仲良くできるのか?」これがこの留学においての1番の不安でした。

 しかしこの不安は全く必要ありませんでした。その大学の生徒はみな温かく、親切で、私たちを大事にしてくれました。
 私の英語も中国語もつたないものでなかなか通用するものではなかったのですが、熱心に話を聞いてくれ理解しようと努めてくれました。

 1週間後の彼らとの別れの時には涙がありました。感謝の気持ちでいっぱいでした。特に上の写真の彼には大変お世話になりました。
 まさか中国でこれほどまでお世話になり感謝する友人ができるとは思ってもいませんでした。

 

 中国では万里の長城や天安門広場など1度は行ってみたかったところにも行けました。

 この短期留学を通して自分の世界が広がった、これが1番の収穫です。また韓山師範大学に在学中に日本語を教えるという経験をさせてもらいました。

 実際に教壇にたち違う国の生徒に教えるということは、教師を目指している自分にとってすごくいい経験になり、海外で先生になるのもいいなというまた1つの夢を見つけることができました。

 また中国に行きたいです!

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川上陽子 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 今回中国に行くまで、私が中国に対して抱いていたイメージ、知っていることは微々たるものでした。
 ネット上では日本人の中国や中国人に対する罵倒をよくみかけます。
 中国はそこまで言われるほど悪い国なのだろうか。私が歴史や政治に疎いからかもしれませんが、過剰に反応する人びとには疑問を抱いていました。

 対日デモや治安の悪さなどから大丈夫かな……という少しの不安もありながらも広大な中国の大地を踏むことになりました。

 

 どちらかといえば、マイナスなイメージを持っていた中国に対して考えを改めさせられたのは、中国の学生との交流でした。
 言葉が通じず、見知らぬ場所にいる私たちに対してとても親身になって接してくれました。
 市内観光では、車や人が入り乱れ信号のない道路に戸惑う私たちの腕をひき、学生が遊びに行く場所を体験させてくれ、学内でたまたま出会ったら買い物の手助けをくれたり、寮に誘ってくれたりしました。
 学生たちの親切さややさしさは日本で住んでいて受けるものよりも深いかもしれません。

 

 それだけでなく、中国の学生はとても勉強熱心です。自習室に積み上げられた教科書、朝から中庭で勉強する姿。
 英語でコミュニケーションをとらなければならない場面もありましたが、中国なまりはあるもののスムーズに英語をしゃべる力がありました。
 英語くらいちゃんとしゃべれないとだめだという思いにかられました。
 ただ、言葉が通じずとも交流を図ろうとする意志と粘り強さは大事だと思いました。
 日本の漫画やアニメはやはり中国の学生にも人気らしく、日本のアニメは世界に通じるんだ、と興奮しました。

 

 日本のマスコミで流される反日感情に関しては、今回の短期留学で感じることはありませんでした。ただ、物売りの付きまとい具合から日本人は狙われやすいというのは本当なのかもしれないとは思いました。

 実際に中国国内を歩いてみて、中国の発展途中の一面を体感できたように思います。中国人の愛想のなさ、サービス精神のなさ、マナーの悪さ。
 正直、日本はなんて住みやすい国なのだろうと実感しました。

 友人とどこか発展途上国に旅してみたいね、などと話すことがありますが、実際言葉が通じず、治安の悪い国に行くのは大変なことに違いないと感じました。

 いままでのぼんやりとした海外への憧れが現実感を伴いはじめました。当たり前のことですが、その場所で確かに日々の生活を送っている人たちがいる。それを意識することで、旅行したり、その国のことを考えるときの参考になると思います。

 

 日本国内は比較的安全で落ち着いているので、他の国のまだ雑多で整備の行き届いていない環境に慣れるのは厳しいです。しかし、怖がって日本に閉じこもっていては見れないものもたくさんあります。
 中国語は発音が悪かったらまったく通じないことや、北京の発展具合は松山なんか目じゃないこととか、その場所の空気や雰囲気は実際に行ってみないと分かりません。

 私もまさか万里の長城を登る日が来ようとは思ってもいませんでした。あと三年ある大学生活。できるだけ多くの場所を体験してみたいと思っています。

深見 知代 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

3月4日から3月18日まで中国短期留学での自分の所感などについて、まとめてみる。

 まず、私が韓山師範学院に留学している間、学んだことを述べる。中国語も英語もあまり話せない私が、韓山師範学院での生活に全く不自由することなく、一週間を過ごすことが出来たのは、私たち一人一人についてくれた日本語を話すことが出来る学生のパートナーたちがいたからだ。

 

 学生のパートナーたちは、日本人の私たちに本当に親切だったので、安心して韓山師範学院での留学を終えることが出来た。私は、留学の間に自分の不注意により足を怪我してしまったが、その時私のパートナーだけでなく、他のパートナーたちも心配をしてくれ、申し訳ないと思うとともに、その優しさが嬉しくもあった。自分と同年代の違う国の学生と交流することは、私にとって良い刺激となった。自分とは違う国で、違う環境で育った学生の考え方、価値観などを知ることが出来ただけでも、私のとってはとても貴重な経験となったと思う。

 

 もちろん、全て上手くいったわけではなく、難しいと感じたこともあった。それは、やはり言語の違いである。コミュニケーションは、口頭だけで全て通じたわけではなく、筆談でやっと通じたり、ジェスチャーを使ってみたりして、相手に思いがやっと通じたりしたこともあった。

 

 しかし、私がそこから学んだことは、「笑顔」の役割の大切さである。言語に壁があっても、笑顔というものはどこの国でも共通のもので、相手の笑顔を見ることが出来るというのは嬉しいことだった。

 

 また、中国語も留学の間に授業で学ぶことができ、最後には中国語でのスピーチもあったので、それに向けて中国語の練習をすることで、自分の中国語の力も少しは上達したように感じた。この中国での勉強を活かすべく、日本に帰ってからは中国語検定4級を取得出来るように、勉強を続けていきたいと思う。

 

 韓山師範学院で素敵なパートナーたちに出会えたこと、中国語を学べたことが、この留学において一番の収穫だったように思う。

  次に、中国を観光してみて学んだことを述べる。中国のいろんな場所を観光してみて私が思ったことは、昔の日本は中国をお手本にしていたということだ。特に、東大寺の基になった寺院を訪れた時は、そのように感じた。また、世界遺産である万里の長城や、日清戦争前に建てられた頤和園など、歴史を感じさせるものを実際に目で見ることが出来たことも、貴重な経験となった。教科書では見たことがあっても、やはり自分で実際に行ってみて見る方が格別だと感じた。

 最後に、中国で二週間生活してみて、中国の文化に触れて学んだことを述べる。中国と日本の文化の違いは、やはり実際に自分が体験してからわかるものだと思う。

 

 例えば、私が感じた文化の違いは、麺類の料理を日本では女性も麺をすすって食べることが当たり前だが、中国では女性はすすって食べるのは行儀が悪いとされていることや、交通のルール、日本ではよく使われる曖昧な表現が通じなかったりしたことなどだ。その文化の違いは面白く、私にとってとても興味深いもので、もっと知りたいと思った。

 

 何と言っても、この留学を私たち全員が無事終えることが出来たのは、陳先生と園山さんの助けがあったからだと思う。陳先生だけではなく、中国で出会った呉先生や黄先生などの先生方にも助けていただき、とても感謝している。中国短期留学の間、本当にありがとうございました。

 この留学を通して、自分自身少し成長出来たような気がする。中国その点でも、この留学に参加したことは、正解だったと思う。 これからも、この留学で得たものを活かしながら、大学生活を送っていきたい。

今村菜穂子 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

1.     はじめに 中国に行こうと思ったわけ

 GDPで日本を抜いて世界第二位になり、急速に世界を席巻している中国。目を覚ました眠れる獅子はどのように世界を変革していくのか。そしてその底力の秘密は一体どこにあるのか。そのヒントを少しでも掴めたらと思い今回の短期留学を決意した。

2.     異文化との交流 

 中国人も日本人もその容姿にはほぼ差異はない。だが食や生活スタイルの違いは承知しているつもりではあったのだが、「文化の相違」これは想像以上に大きなものであった。文化の違いは当然人種の違いとイコールである。広大な土地、莫大な人口、悠久の歴史が育んだ中国人という人種について以下の二点から考察する。

・ 勤勉であること

 韓山師範学院で見た朝の風景は忘れられようもない。ここの学生は早朝から屋外にて自学していたのだ。また、校内に4つある図書館の自習室でも一心に学習に励む姿がとても印象深かった。12時から14時半までの長い昼休みは昼寝に当て、午後の授業を集中して取り組む。放課後はスポーツなど、思い思いに時間を過ごし、夜には再び自学する。友人になった学生が話してくれた。「中国には人が多いからそれだけ優秀な人もいる。就職は本当に難しい、まだまだ勉強が足りない」と。世界第一位を誇る人口の多さが厳しい現実を生み出し、彼等を駆り立てている。そしてこのことが中国経済の強さの秘訣でもあるのだろう。

・ 情熱的であること

 中国人学生は本当に親切だ。たった数十分間を共に過ごしただけの関係であっても彼等は昼食に誘ってくれ、街の案内を申し出てくれた。パートナーとして数日をともにした女子学生は別れ際に涙まで流してくれた。彼女には本当に良くしてもらい、世話になりっぱなしの未熟な自分が恥ずかしかった。日本人はとかく体裁や損得勘定で行動しがちである。自分がもし反対の立場だったらこんなにも相手に親切にしてあげられただろうか。なぜこんなにも親切にしてくれるのかと尋ねると、「私たちはもう友達だ。そして、本当の友達というのはそういうものであり、特に一期一会、距離が離れている私達ならばそれが当然なのだ」このように答えてくれた。文化に国境はあっても、友情に国境はない。このような素敵な考え方をする友人ができた一期一会の奇跡には本当に感謝したい。ともあれ、中国人はとてもストレートに感情を表現してくれる民族であるといえよう。接客態度などにおいては一見無愛想に見える中国人だが、笑いかけると笑顔を返してくれる。日本のような愛想笑いや、建前といった文化はきっと中国にはないのだろうと思う。日本におけるそれらの文化が発達したのは島国という立地条件により小さなコミュニティーの中で生きることが必至であったがゆえであるが、グローバル化した今後は世界の国々と対等に渡り歩いていかねばならない。そのときに自分の思いを曖昧に埋もれさせてしまわぬよう、率直に相手にぶつける度胸を身につけねばならない。日本人もストレートに情熱的であるべきだと感じた

3.     反省点 

・ 多くの人に支えてもらわないと何も出来ない自分

・ コミュニケーション能力の低さ

 今回痛感したのが上記二点である。中国人学生達の手助けがあり、身勝手な私達を見守ってくださっていた大人の方々がいてくださったからこそ安全で楽しい旅を送れたのである。20年も生きてきたのに自分がこんなにも幼稚で世間知らずなこと、そしてこんなにも多くの人に守られ助けられていることに気付いたのは今回がはじめてであった。自分の未熟さを承知し、精進しようと思う。

 また、中国人とコミュニケーションをとる際、長年学んできた自分の英語がとても低レベルで、相手に伝わる英語が身についていないという事実はショックが大きかった。中国語において全くの初学者であったことも失敗点の一つである。会話まではいかないにしろ現地の人の話していることが分かればもっと得るものも多かったのではないかと思う。英語、中国語ともに学習を続けていくことにする。

4.     おわりに 日本の将来 

 今回のたびで日本の長所、短所を再認識できた。大震災による大打撃を受けた日本が今後世界を相手取りグローバル競争を生き抜くためにはここまで述べてきた全てのことを改善する必要がある。まず体裁を気にせず情熱を勉強に、さらには相手にぶつける。そのためにはコミュニケーション能力の向上が不可欠で、内向的でいてはそれは成し得ない。私達若者は守られていることを自覚し、感謝し、その幸運を情熱に変える義務がある。このように全てはリンクしている。

 日本には歴史の確執の名残なのか、中国に対する批判めいた風潮があるように思う。過去を引きずるようでは日本に未来はない。全ての物事は達人の真似から開始される。見て学べ、である。中国の強さの秘訣から日本が学べることはまだまだたくさんあるはずだ。

髙橋 里奈 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 私は最初は気軽な気持ちでこの中国短期留学に参加させて頂きました。出発の日が近づくにつれて、中国について意識して考える機会が多くなっていたのを覚えています。

 正直私は中国へのイメージはあまり良くありませんでした。日常生活でのテレビのニュースでよく見る中国での出来事はあまり良くないニュースが多かったからです。本当の中国での生活はどのようなものなのか、実際に自分の身体で経験できることが不安と同時に、徐々に楽しみになっていました。

 

 中国に着いてから最初に訪問し、一番長く滞在した韓山師範学院では、到着と同時に沢山の中国人の学生の方々が私達を出迎えてくれました。韓山師範学院での一週間は毎日が様々な中国の方々と一緒に過ごしました。

 日本語学部の日本語がとても上手な学生の方々から、日本語も英語も話すことは出来ない方々まで本当に沢山の中国人の方々と触れ合う機会が沢山あったように思います。

 

 一つ一つが素晴らしい経験で忘れられない濃い思い出なのですが、ここで

 私が一番学んだことは同じ人間としての『優しさ』と『思いやり』です。
私達が困っていたら優しく声をかけて下さったり、間違った中国語を正して下さったり、遠い道を寮まで送って下さったり、友達が怪我をした時には、見ず知らずの日本人である私達に通りすがりの方々までが手をさしのべてくれました。私は中国の方々の心温かい行動に感動で涙がこぼれました。韓山師範学院を離れるときは、別れが惜しくまた涙がこぼれました。ここで学んだ中国語はもちろんですが、人としての大切なことの数々は一生の宝物になると思います。

 潮州を離れ、次は桂林に向かいました。桂林での景色は日本では見ることのできない、まるで水墨画などの絵画の中のような素晴らしい景色が沢山ありました。沢山の写真を撮って思い出とし、何度も素晴らしい景色を目に焼きつけました。

 最も心に残っているのは、遊覧船から見た山々です。霧がかかり、独特な雰囲気を醸し出した景色は最高でした。自然が作り出した、様々な形をした山を見て「あの山はまるで鷹みたいだね。」などと会話をしたことを覚えています。改めて自然の偉大さを自らの五感で感じました。

 最後に訪れたのは北京です。予想をはるかに超える大都会でとても驚きました。たくさんの高いビルが建ち、様々な有名なブランド店や服や靴のお店などが並んでいました。

 また驚いたのは車の多さです。車線は見たこともないような6車線の道路もありました。この北京でもたくさんの観光地に行きましたが、最も心に残っているのは万里の長城と天安門です。万里の長城は非常に寒く、同じ中国内でもここまで気温が違うことに驚きました。教科書やテレビでしか見たことのなかった万里の長城に自らの足で頂上まで登れたことは本当に嬉しかったです。万里の長城からの景色も最高に素晴らしくて、大昔の人々があんなに高くて長い塀を築けたことに感動し、昔の人々の知恵と技術に改めて驚きました。天安門もまたテレビではよく目にしますが、自分の目で見るととても感激しました。中国の王様の庭園や屋敷などは日本のお城や庭園に比べると、すべてが本当に歩き疲れてしまうほど広くて、昔の皇帝たちの権威の大きさにも驚きました。

 

 中国での生活を通して、文化の違いを経験すること多々ありましたが、まず第一は食事です。初めて食べた中国の食事は正直おいしいと思うことができませんでした。しかし、慣れてくると食事もお菓子も本当においしくてお腹いっぱい沢山食べました。

 特においしかったのは、肉まんや餃子、しゃぶしゃぶ、麺類など沢山ありました。日本に戻って体重を量ると人生最大の体重になっていって家族にとても笑われました。食事は本当においしかったです。

 

 次に驚いたのは中国の交通マナーです。まず信号機があまりないことに驚きました。沢山の車が行き来する大きな交差点を信号機なしで渡った時は、容赦なく車が目の前を横切るので本当に死ぬかと思いました。車道の真ん中に停車されている車が何台もあったり、自転車と自動車が同じ道路を走っていたり、バイクには家族が4人乗りをしていたりと日本では見られない光景がたくさんあってとても驚きました。後ろに荷台がついたバイクで移動したことは初めての経験でとても新鮮で楽しかったです。

 最後にはやはりトイレです。トイレの紙を流してはいけないことを、北京で初めて知りました。間違えて紙を流してしまい、トイレを詰まらせてしまったこともありました。また、トイレットペーパーがすべてのトイレに常備されているわけではありませんでした。この点では日本は恵まれているのだなと感じました。

 この中国短期留学を通して学んだことは本当に沢山ありましたが、私が一番学んだことは同じ人間として理解し合うことの大切さ、理解しようと努力することの大切さです。
言葉が通じない異国の私達の問いかけを必死に理解して助けてくれた大勢の中国人の方々に本当に感謝しています。たとえ言葉は通じなくても、お互いに伝えようとする気持ち、理解しようとする気持ちがあれば通じ合えるということを自分の身体で感じ、学びとることができたと思います。

 これは誰に対しても同じことなのではないかと思いました。一緒に中国へ行った愛媛大学の学生の先生方、学生の方々、中国の先生方、学生の方々、中国の様々な場所で出会った心優しい方々に心から感謝しています。この短期留学で学んだ大切なことの数々をこれからの生活でも活かし、一生の宝物にしたいと思います。将来、もっと中国語が上手に話せるようになったら再びまた同じ友達と中国を訪問できればいいなと考えています。

 毎日、お疲れの中私達の生活を充実したものにして下さった陳先生、園山さんありがとうございました。

栗原 みなみ 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

1、はじめに
 私は今まで中国へ行ったことはなく、中国へ行くまでは、正直なところ、中国に偏見を抱いていた。しかし、私は共通教育の授業の1つ、「はじめての外国語」の授業で中国語を1年間学ぶ中で、中国の文化や習慣に興味を持ち始め、中国を実際に自分の目で見て、感じてみたいと思うようになり、また、学んできた中国語を使ってみたいと思い、この短期留学に参加することにした。

 

 

2、言語

 私達は韓山師範学院で、4日間、中国語を基礎から学んだ。
 授業を通して、日本で中国語を学んでいた頃は、四声や発音の仕方をそこまで意識できておらず、文法を中心に勉強していたが、発音が大変重要であることを感じた。何回も声母を中心に発音練習を行った。中国特有の声調である四声が違うと全く違う言葉に聞こえ、意味が通じないのだ。このことは、実際に店で買い物をしたり、道を尋ねる際に私は痛感した。

 授業内容は一気にレベルアップしたが、それを使えるようになりたいという気持ちで頑張った。実際に店などで中国語が通じた時は嬉しかった。

 これらを通し、中国語は発音が難しいけれど、日本人が親しみやすい漢字があるためか、英語とはまた違った、面白さがあると感じている。

 

 

3、中国の学生
 私は韓山師範学院にいる間、6時半頃には起床したのだが、窓を開けると図書館前の庭には既に学生が数人勉強をしており、大変驚いた。また、登校時間頃になると、その庭には大勢の学生がいて、発音練習、音読等をやっており、心から感心した。
 中国の学生は本当に勉強熱心であり、驚くと同時に自分の勉強不足、意識の低さに気付かされ、反省した。その風景を見て、急速に発展する中国と、それに抜かされた日本を思い浮かべた。これはとても良い刺激になり、自分の大学生活を見つめ直す良い機会となった。

 韓山師範学院のお世話をしてくれた学生達は、日本語が大変上手で、私は中国語を1年勉強してきたにもかかわらず、話せないというのは非常に恥ずかしかった。また、困った時はすぐに助けてくれ、どの学生も本当に親切で感激した。感謝の気持ちでいっぱいだ。ここで、私の中国のイメージは大きく変わった。

 次の4月からはお世話をしてくれた学生の内3名が愛媛大学に留学するということなので、そのときは恩返しをしようと思う。

 

 

4、食生活
 何より日本と違うと感じたのは、衛生面である。レストラン等で食事をする際、食器は汚いため、使う前に用意されているお茶やお湯で洗ってから食事を始める点については面白いと思った。

 また、中国へ行く前から、中国の水はそのまま飲んではいけないと聞いていたため、水については十分注意するようにした。特に田舎へ行くほど、水は臭いがきつかった。しかし、ミネラルウォーターか、沸かして水を飲むことができたため、そこまで困らなかった。

 私は、中国の料理が日本人の口に合わないかもしれないと思い、家から日本食を少し持ってきていたのだが、それは大間違いで、むしろ、中国の料理は美味しく、食べ過ぎにより太って日本へ帰る結果となった。
 日本料理に頼ることは全くなく、結局持ってきた日本料理は帰国する日の朝に食べて帰ることになり、今思うと、無駄な荷物であった。

 

 

5、まとめ
 まだまだここには書ききれないが、2週間の間で様々な事を知り学び、本当にこの研修に参加して良かったと思っている。

 この短期留学を通して、一番思ったことは、実際に行ってみないと分からないことは沢山あるということである!!異文化を体験し、勝手な固定観念が無くなり、前の自分より少し柔軟性のある人に成長できたかなと思う。これからも、様々な異文化に触れ、学んでいきたい。

 

 

6、おわりに
 この中国短期留学をお世話して下さった、陳先生をはじめ、園山さん、韓山師範学院の先生方、学生さんたち、バスガイドさん、一緒に楽しい思い出を作ってくれた友達、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、とても充実した短期留学となりました。これからの人生において役立つ様々なことを学ぶことができました。
 これからは、自分の努力不足を反省し、中国の学生さん達を見習い、日々精進していこうと思います。

菊池佳織 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

 私の中国の旅は驚きと感動の連続であった。中国では潮州、桂林、北京の3つの都市を巡ったが、そのどれもが異なる特色を持っており新鮮な魅力で溢れていた。無限に広がる土地と潤沢な資源、同じ国に属しながらも個々の地域に根付いた多様な文化、歴史と近代都市の融合。見るものすべてが美しく、また不思議であった。

 そういった多くの魅力を持つ中国だが、最も印象に残ったのは人の魅力である。以下、私が感じた中国人の魅力を述べていきたい。

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 まず、中国人学生との国際交流の中で感じたのが学生たちの勉学に意欲的な姿勢である。韓山師範学院で日本語の授業に参加した際、強くこれを実感した。
 多くの中国人学生が日本語を学ぶため、私たち日本人学生に積極的に話し掛けてくれたのである。共通の言語は英語のみであったが、コミュニケーションを進めていく中で中国人の勉学に対する意識の高さを感じることができた。

 今日の中国の経済成長は目を見張るものがあるが、それは確かな教養を身に付けた優秀な人材が多くいることに裏付けされているのだと、このとき思った。
 さらに、こういった中国人学生の姿勢は自分自身の大学生活を見直すひとつの契機にもなった。中国の学生たちを見習い、自分を高める機会を増やすよう主体的に働きかけなければならないのである。いつまでも受け身でいてはならないのだ。

 また、日本で報道される中国人の姿と中国で見た中国人の間にあまりにも大きな違いがあることに衝撃を受けた。固定観念や先入観を持つことは自らの視野を狭めることになるのだとこの旅で改めて知ることができた。

 中国の旅はすべてが異文化のようであったが、人と人とのつながりはどこの国でも変わらないものである。
 新しくできたつながりを大切にし、大きなひとつの輪を作っていきたい。また、今回の旅で学んだことや感じたことを今後の生活に活かせれるよう、日々精進していきたい。