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河野加奈 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

私は大学1回生のときにフランス語に出会い、勉強を続けてきた。フランス語という言語やフランスの文化、そこに住む人々について関心が高まっていたとき、海外文化研修説明会でこの研修についての説明を聞き、参加することを決めた。日本からはとても遠い国であり、なかなか行く機会のないところでもある。また、実際にフランス人の方とフランス語だけで話す機会もなかなかない。この研修は本当に良い機会であった。

研修期間は3週間で、ディジョン市にあるブルゴーニュ大学で語学研修を受け、最後の週末にはパリで過ごした。月曜から金曜までは、時間割に従い大学の語学クラスに入り、フランス語を勉強した。日本人が多かったが、中国人、韓国人、台湾人、グアテマラ人、イラク人の方がクラスにいて、日本語が通じない相手とフランス語を共通語としてペアワークをしたり、休み時間に話をしたりすることは、日本ではできない体験であり、新鮮だった。コミュニケーションが思うようにできず、難しいこともあったが、そのたびに考え、挑戦し、自分の成長へとつながった。また、放課後にはスーパーやパン屋、服屋、お土産屋など、自由に買い物に出かけ、日常生活の中でフランス語にふれ、店員や買い物客などの地元の人たちと触れ合うことができた。楽しみながら、語学、文化を肌で感じることができた。ディジョン市で研修をしている間の週末には、引率のモヴェ先生に案内してもらいながら、ディジョン市やボーヌ、ブザンソンに行き、文化研修をした。歴史的町並みや、教会、美術館、カフェ、レストランなど、様々な場所でフランスの文化に触れることができた。日本では見たことのないものばかりで、すべてが新鮮であった。最後の週末2日間は、パリに移動し、有名な観光地をめぐった。エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、モンマルトル、ルーヴル美術館、オペラ座など、聞いたことはある、テレビでは見たことがあるというような場所を実際に自分の目で見ることができた。ガイドブックやテレビでなく、本物の場所に立ち、自分の目で見られたことは、私の人生においてとても貴重な瞬間になった。

今回の研修は3週間という長期間の滞在によって、とても有意義な経験になった。普段日本にいては体験できないことをたくさん体験し、出会えなかった人たちに出会い、すばらしい場所を訪れ、たくさんの刺激をもらい、自分の成長につながった。大変なこともあったが、それよりも新たな発見や楽しみの方が多く、長いようであっという間の3週間であった。行く前は期待と不安が半々であったものの、帰ってきてみるとすごく楽しかったと心から言える。この研修の経験を忘れず、これからの勉強や活動に生かしていきたい。

 

大山千晴 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

参加動機
私は高校生の頃からフランスに対するあこがれを持っており、大学生になったら必ずフランスに行こうと心に決めていたため今回の研修に参加することにした。フランスのあこがれとは芸術の都、ファッションが盛んであり、お洒落な街というものである。このような文化を肌で感じたいと思ったのだ。また、海外初体験の為あこがれと現実の差がどれほど違うものか知りたいという事も研修目的の一つである。

研修概要
主にディジョン、ブルゴーニュ大学の語学学校で平日はフランス語の授業を受け、土日や帰国の3日前に地元観光をした。一週目はディジョンの街を観光し、二週目にボーヌとブザンソンに行った。最後の3日間はパリの観光をした。どれもが素晴らしい経験だった。

今回のレポートではフランスを観光、滞在するにあたって気づいた社会問題について考察、自分の感想の順に述べたい。

有名な観光地、エッフェル塔、ルーブル美術館、サクレクール前などに行けば必ずと言っていいほど黒人系、東南系のお兄さんがお土産を売っていた。またオペラ座の前では、お土産を売るのではなく署名・募金活動をしている人がいた。彼らは公認のワッペンを付けていなかったため偽者でお金をもらうために募金活動していたのだが、なぜかこのようなことをしているのは黒人か東南系の人が多い。しかし、そのような活動をしている人に偏りがあるからと言って人種差別があるようには見えなかった。なぜならフランスの街を歩いていると高級ブティック、レストラン、あらゆるところで彼らが働いているところを見たからだ。しかし、お土産を売るお兄さんたちに彼らが多いのは移民の問題があるのではないだろうか。いまフランスでは失業者が多く、仕事を見つけるのが大変だという。もしフランス系なら国に家族がおり、繋がりがあるかもしれない。だが移民者の人は来たばかりの国につながりはなくその日暮らしなのではないだろうか。そして昔からその土地にいるわけではないので様々な証明書などがなく安定した職に就きにくい。元々フランス育ちの人でさえ仕事に就くのが難しいのに人が増えれば人が溢れる。そのために、どこか大きな市で買ってきた土産品を観光客に売っているのだろう。
私はそのようなお言いさんたちを見て怖いと思った。しかし彼らはただ売っているだけなのだ。「こんにちは~」、「ありがとう~」など言い寄ってくるがそれは日本の試食販売などの売り子さんたちと変わらない。ルーブル美術館の前では首からエッフェル塔をかけている黒人のお兄さんが自衛隊の方とにこやかにおしゃべりをしていた。その光景を見て規制違反で売っているのではなく、ただお土産を売っている人たちなのだと思った。悪い人ではないのだ。しかし、観光地で盗難や詐欺は必ずある。物乞いをしている人、赤ちゃんを抱いているふりしてお金を乞う人もいた。そのことには気を付け、しかしすべてを邪険に接してはいけないと思った。

私は主にディジョンというパリとは少し離れた郊外にいた。研修前に先生からホームレスの人が多いから気を付けてと言われており、実際にホームレスの人が多かった。「お金を寄付すればさらに寄ってくるからあげないほうがいい。目を合わさないように。」と指導を受けた為、なるべく見ないようにしていた。パリに着くとさらに多く、想像以上だった。彼らを見たときなぜだか怖いと思いと思った。また、見知らぬふりをして募金をせずに通り過ぎたり、助けを求めている人にどうすることもできなかったりした事はとても悲しくなった。それと同時にフランス社会はいったいどのようになっているのだと怒りがわいてきた。それをパリで同行していたガイドさんに聞くと「彼らに対する保証がない。失業者が多い。」と教えてもらった。それを聞き反省させられた。私はホームレスが多いという事実だけしか知らなかった。それだけで可哀想だの、怒りだの一方的にとらえてはいけない。その裏にはなぜホームレスに対する保証がないのか、なぜ失業者が多いのかなどという問題が沢山あるのだ。彼らにかわいそうなどと同情心をかけるなら、なぜそうなっているのかまず知らなければいけない。それを知らなければ本当にその問題に言及できない。そしてそういったことも知って初めてその国のことが見える。私は今まで海外の文化的で美しい物だけに興味があったが、より広い視野で今社会はどうなっているのか見なければいけないと反省となった。またフランスの政策はどうなっているのだろうと考えることで、日本のホームレスに対する政策はどうなっているのだろうと疑問がわき、ほかの国を考えることは自国のことも考えさせられるのだなと思った。

まとめ
最初の参加目的であったおしゃれな街、アートの街といった憧れは裏切られなかった。古い街並みの中に現代的な内装が施されている。その工夫がとても素敵だった。暮らしの中でのカルチャーショックもなくむしろ食文化の違いをとても楽しかった。そのためあこがれと現実の違いはそんなになかった。半年、1年ほどの滞在になるとより土地の問題も分かるかもしれないが3週間ではまだ観光気分、物珍しさが抜けず夢見心地だった。しかし途中の街観光やパリで観たホームレス、観光地にいたお土産売りの人々、偽者の募金活動者、よく見ると美しいだけではない、問題もたくさん見ることができた。
私は海外に興味があるのだが、海外に興味があるのならこれからは社会的なことも含めその国、世界を見ていかなければいけないと思った。
また個人的な感想になるのだがパリで一番楽しかったことは人種が様々な事だ。欧米人よりむしろアジア人が多いのではないだろうかという印象を受けた。また今回の研修で日本人以外の友達ができたのがとてもうれしかった。彼らとその国の学校事情を話したり違いを発見したりと、とても楽しかった。次はそれをフランス語で話せられるようより勉強に努めようと思った。
今回の研修はとても素晴らしかった。人生においてとてもよい経験になった。今回の研修を糧にフランスだけではなくさらに世界に目を向けて多くのことを吸収したい。

乃美香菜恵 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

私がフランス留学をしようと思ったきっかけは、フランスの文化、特に食文化に興味があり、実際にどのようなものか自分の目で確かめたかったからである。よって、ここではフランスの食文化を中心に書くことにする。フランスといえば、美食大国として知られており、それを支えるのが肥沃な大地でとれる食材である。料理というと、王制時代の宮廷文化を背景にしたフランス料理や各地域で受け継がれてきた地方料理が有名である。研修で行ったのはブルゴーニュ地方のディジョンという町で、マスタードやパンデピスという焼き菓子が有名である。ブルゴーニュ地方全体では、ワインやチーズ、エスカルゴ、牛肉のワイン煮などが有名である。
研修では、週末にレストランに行き、本格的なフランス料理を食べることができた。どの店も前菜、メイン、デザートの順に出しており、パンも必ず付いていた。前菜は、大体チーズやサラダが出てきたが、店ごとにかなり異なっていた。メインは肉か魚で、サイドにポテトが付いていた。肉の場合は、ワインで煮込んだものが多く、魚の場合はソテーしたものに、ソースがかけてあった。デザートは、店ごとに異なっていたが、どれもデザートとは思えないほどのボリュームがあり、とても美味しかった。食べる前に全員で乾杯するのだが、フランスでは相手の目を見てするのがマナーだと教わった。日本ではそういう文化が無いので、少し恥ずかしかったが、相手への好意を示すのにとても良い習慣だと思った。また、フランスでは昼間からお酒を飲むのは当たり前で、レストランに行くとほとんどの人がアルコールを頼んでいた。私たちは、レストランで2時間かけて昼ごはんを食べた。長いようだが、料理が出てくるのは非常にゆっくりであるため、あまり長いと感じなかった。フランスでは週末の昼に家族や友人と集まり2~3時間かけて食事を楽しむのが普通だそうだ。個食や孤食が問題になっている日本とは正反対のように感じる。また、フランスは家で食事する習慣があるため、家庭料理を好む人が多い。家庭料理だと自分好みの味付けにでき、栄養バランスも考慮して作れる。なにより、くつろいだ空間で食事できるのがよい点らしい。この話は、引率の先生に聞いたが、とても納得することができた。さらに、後から思ったのが、家庭で食事するということは、家族で会話する機会になり、家族の仲を良くしていくことにも繋がるということである。このように、フランスは私の予想以上に食育を推進しており、見習いたい部分が多かった。
今回のフランス留学で、フランスの食文化に触れることができ、食が果たす役割の多さに改めて気づかされた。さらに、日本の食べ物の美味しさにも気づくことができた。3週間という短い期間だったが、本当に収穫が多く、貴重な経験ができたと思う。これから、フランスで学んだことを日々の暮らしで生かしていきたい。

成松恵莉花 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

今回、私はフランス文化研修に参加し、フランスのディジョンに3週間滞在した。参加した理由は、1回生のころからフランス語を学び、教授や学生とフランス語で会話していくうちに、フランスに対しての興味がさらに大きくなり、フランス人の生活や文化の違いなどいろいろなことを自分の目で見てみたいと思ったからである。また、私は昨年9月に1カ月間のカナダ留学を経験しており、その時に実感したことや学んだことを、今度はフランスで比較して考えてみたい、と思ったからである。

・語学の面での気付き
滞在中は、ブルゴーニュ大学語学学校に通うことになっていたが、初めのクラス分けテストで、いかに自分の語学力が低いかということを思い知らされた。見る単語ほとんどが知らないもので、文章も理解できなかった。授業が始まっても、先生の言っていることがほとんどわからず、とにかくノートを取って、辞書で意味を調べることしかできなかった。唯一救われたことは、先生がとてもおおらかで、授業中によく笑う方だったことである。そのため、簡単な質問をされたときは、緊張することなく、知っている単語を使って話そうとすることができた。時間が経ち、授業の回数も重ねてくると、先生の指示がわかるようになり、先生がどんなことで笑っているのかがわかるようになった。しかし、学校の先生の言葉がわかるようになっても、一般のフランス人の言葉を理解するのにはとても苦労した。店に入ると、店員がすぐに話しかけてくるが、話すスピードがとても速く、よく理解できなかった。学校の先生がいかにゆっくりで、丁寧な発音をしてくれていたかがよくわかった。それは、カナダでも感じたことである。ただ、ディジョンを去る2日前に、以前購入して気に入ったものをまた購入しようと思いひとりで店に行ったとき、店員に、この商品が自分のお気に入りで、以前にも購入したことがあるということを伝えることができたのは、大きな成長だと感じた。

・生活面
昨年11月のパリのテロを受けて、フランスでの生活には少々不安があった。しかし、ディジョンで過ごした3週間は、平和そのもののように感じられた。店に入ると、外国人である私たちにも声をかけてくれ、商品の説明をしてくれる。言葉の壁は多少あるが、お互いが笑顔で話すことができた。最後の3日間を過ごしたパリでは、銃を持ったミリタリーのような人が観光名所で監視をしているのや、多くのホームレスを見かけるなど、治安の悪さを感じた。特に、荷物の管理には十分に気を付けるよう言われていたので、気の抜けない3日間だった。日本での安全な暮らしに慣れている私には、少し窮屈な時間に感じた。

・まとめ
今回のフランス文化研修を経験し、フランスの良いところや悪いところ、また、日本・カナダとの違いについて、国によっての文化や習慣、そしてそこに住む人々について、自分の肌で感じ、目でみて確かめることができた。この経験は、これからさらに見聞を広げ、また違う国への留学に挑戦しようとする私にとって、大きな糧となった。英語が主専攻の私にとっては、フランス語圏への研修は挑戦でもあり、今後の学習や進路を考える上でひとつの自信となった。

丸岡成実 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

私が今回フランス文化研修2016に参加した理由は大まかに分けて2つある。1つ目は日常の中でフランス語を聞いたり使ったりすることを通してフランス語の技能を向上させること、2つ目は実際に現地でフランスの文化や歴史に触れ学ぶことだ。このレポートではこの2つの点から、私がフランス文化研修を通して感じたことや思ったことについてまとめていく。
フランス文化研修2016では平日にはブルゴーニュ大学でフランス語の文法についてと、フランスの文化などについての講義をうけた。フランス語でフランス語の文法についての説明を受けるのは初めのうちはとても難しかった。説明を聞き取ること自体が難しく、最初のうちは単語を拾うので精一杯だった。しかし、毎日授業をうけているうちに段々とフランス人の先生のフランス語に慣れ始め、文法の説明がなんとなく理解できるようになった。また、フランス人がその文法や表現の使う時の感覚など、日本人の先生や文法書からでは学べないようなことまで学ぶことができた。大学の講義で学べたことは他にもある。様々な国の人たちと一緒に授業を受け会話をする中で、その国独特の物事の考え方や文化について知ることができた。それと同時に普段生活の中で感じることのない日本人独特の考え方や性格についても感じることが多々あった。例えば、人の性質についての授業を受け、自分自身の性質をフランス語で一人一人発表したとき、クラスの日本人の多くが自分自身のことを内気や社会性がないと答えており、その結果を見た他の国の留学生たちが驚いていたのがとても印象的だった。フランス人の先生によると、毎年日本人の学生にこの作業をさせると同じような結果になり、これは日本人特有の人間性であるという話だった。このように、フランス語の勉強をできると同時に色々な国々に触れることができ、ブルゴーニュ大学での講義はとても有意義なものだった。
週末はモヴェ先生の引率で、ディジョン、ボーヌ、ブザンソンの街を散策しそれぞれの地方の歴史や特徴について学ぶことができた。とくに印象に残ったのは、ブザンソンでの研修だ。街自体がU字の川に囲まれていることやブザンソン城の城壁が山の上に高くそびえていたことから、多くの地域に国が乱立していた中世のヨーロッパで、この土地に街ができた過程を容易に想像することができた。ディジョンやボーヌとは違い、静かで地方ならではののんびりした雰囲気を醸し出していたブザンソンの街はとても魅力的だった。またブザンソンでは教会の周りに武装した人たちが立っていたり閉鎖されたモスクがあったり、今フランスで起きている問題が宗教を通して一般市民の生活にまで影響を来たしていることを知ることができた。ブザンソン以外の街でも様々なことを学ぶことができた。とくに休日の朝に行われるミサを見学し、独特な厳かな雰囲気を肌で感じながらカトリックの人たちの生活の一場面を見られた。レストランやビストロでの食事では、エスカルゴをはじめとする日本ではあまり食べることのない料理を楽しむことができた。
今回の研修は、毎日貴重な体験をすることができ非常に有意義なものとなった。引き続きフランス語の向上に励みたい。また、実際にフランス国内でイスラム教徒や外国人に対する警戒状態を目の当たりにしそのことがとても強く印象に残ったため、フランスを中心として今ヨーロッパで起きている問題にも目を向けていきたいと思う。

清水ひなの フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

私が今回のフランス言語文化研修に参加したのは、私がフランス語専攻であり、残りの大学二年間、フランス語を学習するにあたって、現地での語学学校での学習の経験や、フランスで生活をするという経験は非常に貴重なものであり、今後に生かすことができると考えたためである。
今回の研修では、ディジョンのブルゴーニュ大学の語学学校のプログラムに三週間参加した。授業のない土日はモヴェ先生がディジョン、ボーヌ、ブザンソン、パリなど様々な町や観光地を案内してくださった。
語学学校の授業では、当然ではあるがすべてフランス語で行われるため、はじめは先生が何を言っているのかすらなかなかわからず、それを理解するのに必死であった。数日経つと、だんだん理解できるようになり、授業も楽しくなって積極的に取り組めるようになった。私は、はじめはフランス語の発音がなかなかうまくできなかったが、今回の研修を通して少しは上達したように感じている。特に、日本語の発音にはないRの音の発音ができるようになったことを個人的に非常にうれしく感じている。
また、語学学校のクラスでも、寮でも、多くの友人ができた。それは、様々な大学から私たちと同じように研修に来ている日本人であったり、個人留学でフランスに来ている外国人であったり、本当に多くの出会いがあった。フランス語や英語を交えながら懸命にコミュニケーションを図り、奮闘した経験は今後に必ず生かすことができると私は確信している。
また、土日の文化研修については、モヴェ先生が本当に様々なところへ連れて行ってくださった。多くの美術館や博物館、観光地を見て回れたのは素晴らしい経験になったと感じている。印象に残っているのはボーヌのワイナリーを見学したことである。試飲もできるところで、本場フランスのワインをたしなむことができてとても楽しかった。また、ルーヴル美術館を見て回れたのも本当に良い経験になった。私はキリスト教の宗教画に関心があるため、多くの宗教画を見学することができて非常に勉強になった。
今回のフランス研修を通して、私は日本では経験できないような非常に多くの経験をすることができた。研修の三週間は、決して楽しいことばかりではなく、今まで感じたことのない茫漠なる言葉の壁や、外国人の積極性や自己主張の強さに圧倒され、悩んだこともあった。しかし、研修を終えた今では、それらもすべて含めて大切であり、素晴らしい経験であったと感じている。
今回の研修で学んだり感じたりしたことを、今後の大学生活や学業に還元し、よりフランス語の学習に精を出していきたい。

森泉澄 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

私が今回の研修旅行に参加した理由は大きく二つある。まず一つは、自分が大学へ入学してから学んだフランス語能力を向上させたいと考えたからである。向こうの大学での授業はもちろん全てフランス語で行われた。聞き取れはするが意味が理解できない、というのが一日目で感じた印象だった。そのため先生の言ったことを理解するのに時間がかかりすぎることや分からないことも多々あった。しかし、その結果自分に圧倒的に語彙力が足りないと気付くことができた。
また、授業中に作文し添削してもらう機会や発表する機会も多かった。初めのうちは「間違えてはいけない」と思い文を作ることや堂々と話すことはなかなか出来なかった。しかし、数を重ねるごとにその気持ちも薄れていった。というのは、自分で悩んでいるよりもまず考えたことを表現し、直してもらう方が格段に良いと気付いたからである。「伝わらなかったらどうしよう」という気持ちが大きかったが、黙っていたら本当に何も伝わらない。そのため、間違っていてもいいからまず言葉にしてみる、という考えが私の中に生まれたのは、フランス語に限らずこれからの私の学習に良い影響を与えるだろうと確信している。
もう一つの理由は、美術に興味があったからである。パリでのルーブル美術館以外にもディジョンで多くの美術館、博物館を見学した。展示品はもちろんだが、その建物自体にも大いに感動したことを覚えている。歩き慣れない石畳の道や初めて見る大きな聖堂や中世、近世から存在している建築物の数々に大変感激し圧倒されたが、それがただあるだけでなく店舗として使われていること、改装されて美術館になっていることに驚いた。歩くだけでタイムスリップしたような不思議な感覚になることができた。
また、私が大変心に残っているのは聖堂である。この研修で多くの聖堂を見学したが、そのどれもが荘厳で息をのむような美しさだった。そして、いかに宗教が重要なものだったのか考えさせられた。聖堂の中に必ず宗教画や像やステンドグラスがあり、それらはもちろんキリスト教に関連するものである。ボーヌで見学した施療院の中にも礼拝堂が作られていた。今回の研修で、人々の生活と切り離せないものであったであろうキリスト教やその信仰にも興味がわき、深く知りたいと感じた。美術に興味があると既に述べたものの、以前はそれも漠然としていたが更にどのようなことを研究していきたいのか考える良い機会にもなった。
この研修は、これからの学習に大いに影響を与えるであろうし、研究テーマを考える機会にもなり大変実りのあるものだった。この貴重な体験を心に置き学習を深めていきたい。

宮本櫻 フランス語学文化研修 2015(ブルゴーニュ大学) (2016年05月23日)

海外に初めて訪れた私にとって、フランスでは様々な日本との違いに驚かされた。
日本に当たり前のようにあるコンビニがフランスには無く、その上店の閉店時間が早い、日曜日はほぼ全ての店が閉まっているなど、日本での生活に慣れ切っている私にとっては不便だと感じることもいくつかあった。しかし、フランスで生活するうちに、必要だと思うことが無くなった。深夜まで店を開けておくためには、店員は夜勤をしなければならない。また、フランスにはバカンスが存在し、社会人でも4週間の休暇を取ることができる。日本では休暇が少ない労働環境に苦しむ人々が大勢いる。今の生活で利用しているものが本当に必要なものなのかを考え直すきっかけになった。

フランスで最も驚いたことは、どこに行っても街並みが古めかしく美しいことだった。
今回研修で滞在していた街、Dijonの街並みは特に壁の装飾が繊細に施されていた。週末に訪れたブザンソンでは、より新しい時代の様式で、Dijonのものと比べるとシンプルなデザインのものだった。
パリも東京も同じ都会だが、東京には高さが高くデザインも現代のものを積極的に取り入れるため、古めかしい建物が並んだパリとは全く違う街並みをしている。パリでは、景観を守るために、高さ制限を始めとした建設に関しての厳しいルールが定められている。

食文化においても、日本との大きな差異を感じた。
3食とも日本のものに比べたらどれも食事の量が多かったが、特に昼食はフランスでの1日のメインの食事であり、とても量が多かった。私たちにはあまり昼食を重視する習慣がなく、驚いた。
また、フランスでは飲酒運転の規制が日本よりも緩い。日本では飲酒運転による事故が多発しているため、フランスの規制の状況を知ったときは直ぐに改訂すべきだと思ったのだが、実際にフランスの昼食を大切にする文化に触れると、伝統の食文化と法律の共生の難しさを感じた。

ブルゴーニュ大学では、フランス語の授業を受けた。フランス語の未熟な私たちに文法や難しい語彙を説明する際には、私たちが知っている数少ない語彙を使わなければならない。また、間違って理解できているのか、正しく理解しているのかを確かめることが難しい。ノンネイティブの生徒に言葉を教えることの難しさを感じ取った。

フランスの人は英語で話すことを嫌がる、という噂も耳にしたことがあったが、実際にフランスで話をする際、商品の説明や道案内をしてもらっても、フランス語が未熟な私には分からないことが何度もあった。そんな時、「英語は話せる?」と、すぐに英語での説明に切り替えてくれた。また、私が話すときには使いたい単語が分からないことや、文法を間違えていることも多くあったが、じっくり耳を傾けて、私の伝えたいことを汲み取ってくれた。褒めてもらったり、「こんな時はこう言ったらいいよ」とアドバイスをしてもらうことも多くあった。
「フランス語を学んでくれてありがとう、頑張ってね」と声をかけてもらったことが心に残っている。このフランス語学研修に参加して、フランスで暮らす人々の優しさに触れ、実際にフランス語を使うことの楽しさを知り、フランス語の学びを深めたいと強く感じた。