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藤岡実里 春休み中国短期留学2015 (2016年05月25日)

 2月29日から3月15日までの計16日間における、中国短期留学についての報告をする。3月1日から7日にかけて、桂林に滞在した。桂林理工大学の留学生用の寮をお貸りして、桂林独特の文化を間近で感じさせていただいた。桂林では、観光と授業を行った。基本的な中国語の授業を3回、中国文化の授業を2回行った。
基本的な中国語の授業では、桂林理工大学の先生から、自己紹介、お店に行った時のよく使うフレーズを学んだ。今回指導をいただいた先生は日本語が話せないため、ほとんどが中国語でレクチャーされたのだが、私たちの中国語の理解度では到底理解できなかった。そこで、今回私たちと共に短期留学生として愛媛大学から来ていて、両親は中国人で中国語が話せる友人に通訳をしてもらいながら授業が行われた。その友人の通訳する姿に感銘を受けたと同時に、自分の中国語の学習度の低さを痛感した。
次に、中国文化の授業では、赤い紙をはさみで切ることでできる切り絵の製作を体験した。プロの方に見せていただいた切り絵の作品は、縁起の良い動物や植物を掛け合わせたもので、それぞれに願いが込められているという説明を受けた。最初に教えられた基本形は、紙を半分に折ってはさみを入れた後に開くと、両面同じ形をした作品が出来上がるというものだ。更に、同じ形が複数作れる方法も教わった。

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切り絵製作体験授業

3月5日には桂林理工大学の学生と交流会をした。1人の日本人学生と7人の中国人学生という班構成で、2時間を大学内で自由に過ごさせていただいた。日本人が1人ということで最初は不安があったが、桂林理工大学の生徒のみなさんは日本語が大変上手で、優しい方ばかりで楽しい2時間を過ごすことができた。次の日には、特に仲良くなった桂林理工大学の学生と街巡りをした。スリに合わないように親身に注意を促し、桂林の美味しい食べ物をたくさん教えてくれた。一緒に街巡りをした学生の中に英語を先行している学生がいて、主に英語を使ってコミュニケーションを取った。日本の授業でなんとなくしていた発音では全く伝わらなくて、英語の発音を正確に行うことがいかに重要であったかを知ることができた。また、友人と自由行動中で店員さんと話すときに、自分たちの中国語のレベルに限界を感じた瞬間がよくあった。そこで、一か八かで英語を使ってみると、ありがたいことに英語を話せる店員さんが多く、英語だとスムーズに会話が進み、英語は世界に飛び立つときに身に着けておいて損はないと身をもって確信した。

 

桂林の1週間の滞在を通して、特に印象に残ったことは2つある。
1つ目は、外国語習得の重要性である。もし3か国語を話せるようになれば、現在のグローバル社会では大変有利になってくる。時間がある大学生のうちに英語と中国語を習得できるように頑張りたいと思う。
2つ目は、中国人の人柄のギャップである。これまで日本で生活してきた中で、私は中国に対して良いイメージは全くと言っていいほど持っていなかった。日本で報道されるニュースは、中国に関しては悪いニュースばかりが目立つ。また、日本で生活している中国人を見ていると、声が大きく自分勝手な行動が目立ち、特に関わったことがあるわけでもないのに、その一部の情報だけで中国人に悪いイメージを持っていた。実際に中国の桂林に行ってみると、ほとんどの店員さんの客への対応はぶっきらぼうで、悪い印象を持ってしまいそうになる。しかし、そのぶっきらぼうな接客は、日本のようにサービスが過剰でない文化なだけで、中国ではそれが普通なのである。ぶっきらぼうながらも、頑張って日本語でコミュニケーションを取ろうとしてくれる方もいて、愛媛大学の引率の先生と話しているときには笑顔で会話を楽しんでいる様子も見られた。通りを歩いているときには、見知らぬ人同士であるが、困っている人がいたら助け合っている様子も見られた。声が大きいという悪い部であると思っていた部分は、日本人の声が小さすぎるだけで、中国人のように声が大きくはっきり物事を話す方が私は好きかもしれない。このように、中国人は悪い人ばかりだという偏見が覆されて、周りの情報だけで判断して勝手に偏見の目を向けていた自分を見直す必要があると思った。もう一つの例として、知人から、中国のコーヒーは美味しくないという噂があると聞いていた。しかし、実際飲んでみると、日本のコーヒーと大差はなく、普通に美味しくいただけた。これからは、自分が身をもって体験したことを信じていきたいと思うようなった。
3月7日から9日は陽朔に滞在した。陽朔は観光が主であり、その中で最も印象的だったのは図騰古道だ。少数民族である原始的な広西壮族の生活を見ることができ、石器、陶器、自然トーテムポール、矢などが陳列されている。12000~7000年前の桂林の祖先の生活、宗教、狩り文化を学び、本物の広西壮族のみなさんと触れ合うことができた。広西壮族は女性の方が、地位が上であるそうだ。日本では、このような少数民族を見ることはできないので、多くの少数民族が存在する中国で、貴重な少数民族を見ることができてよかった。

図騰古道

図騰古道

中央民族大学の学生との交流

中央民族大学の学生との交流

 3月7日から15日は北京に滞在した。北京でも観光が主であった。3月11日の午前中は、中央民族大学の学生との交流会を行った。日本人と中国人の比が同じくらいで、授業一コマ分の時間の交流をした。桂林理工大学と学生と雰囲気が違ったが、親身に話してくださるところは共通していた。北京のおすすめの観光地、日本の歌手、中国の大学生の生活、恋愛など、いろんな話に花が咲いた。話の中で印象に残ったのは、私たちが今回交流した中には、寮で、6人でルームシェアしている学生が多かったことだ。また、自炊は危ないので禁止されているようである。日本にはこのような規則がないので驚いた。
残りは観光であり、その中で特に印象に残ったのは万里の長城である。万里の長城は、中国の観光地として大変有名であるので、中国に行くからにはぜひ行きたいと思っていた観光地の一つであった。1時間、自由に上り下りする時間をいただいたが、先生にそう言われたときは、正直、時間が少なすぎると思っていた。しかし、実際に上ってみたところ、階段の傾斜が異常に急で、上り始めて10分程度でばててしまった。眺めの良い場所にたどり着いたと思ったら再び同じような階段が現れて、何度上り切ったと思ってもきりがないという感じだった。万里の長城は、約24000キロメートルあると言われており、実際に見て、万里の長城の精度の高さも実感し、昔の人の技術の高さに非常に感激した。

万里の長城

万里の長城

 今回、私たちは中国の3か所を訪れたが、桂林と北京を比べると、全く違う特徴を持っているため、比較してみると実に面白い。桂林の交通は整備が行き届いておらず、原付をヘルメットなしで、3人乗りしていても警察は対応していないというのが衝撃的であった。反対に、北京では原付は禁止で、高級車しか走っていないと言い切れるくらいに高級車率が高く、日本ほど安心して運転できないが、交通は整備されていると感じた。北京のように、経済が発展して整備が行き届いていくのは良いことでもあるが、私は桂林のように、不便で危険なこともあるが、自由度が高い方が好きである。日本も、北京と似たように規則が細かく定められているため、市民にとっては快適で安心な生活が保障されているかもしれない。しかし、桂林では、日本ではできないような、食べ歩きや、道路を無理やり横断するなど、規則が細かく定まっていないからこそできることがたくさんあった。私が再び中国に行く機会があるならば、ぜひもう一度桂林に行きたいと思う。私が春休み中国短期留学に参加したのは、なんとなく申込期間中に、海外に行ってみたいという気持ちがあり、今回たまたま中国語の授業を履修していたからで、健全な理由で参加したわけではなかった。しかし、行く直前になって、お金がもったいないし、別に海外ではなくて日本国内でもよかったではないかという気持ちになり、この留学に参加を決めてしまったことを後悔した時もあった。しかし、今振り返ると、あの時申し込みをした自分に本当に感謝したい。今回初めて海外に行って、日本国内で閉じこもっていては気付けなかったことに気付くことができた。日本と中国は比較的近い国であるにもかかわらず、お互いの文化はまるで異なっていて、日本では当たり前だと思っていたことが通用しないのである。今回の中国短期留学で海外に興味が湧いて、グローバルな仕事にも初めて興味を持った。中国にはいつかもう一度絶対行きたいと思うし、中国以外の国にもぜひ行ってみたい。また、日本の大学に来ている海外の留学生とも積極的に交流していきたいと思うようになった。
また、中国には関係ないが、今回一緒に短期留学をした10人の友人とも出会えて本当によかったと思っている。最初は男女で距離があり、どうなることかと思っていたが、中国から帰った今でも仲は続いているくらいに仲良くなることができた。2週間、中国で良い意味でも悪い意味でも刺激的な生活を共に乗り越えてきたからこそであると思う。
この中国短期留学が私に与えてくれたものは非常に大きいが、この経験をどう生かすかは、私次第である。今回、運よく中国に行くことになってこのような良い結果になったが、今後は、どんな経験も良い結果につながるものであると考え、経験を積むことを惜しまず、好奇心を持って自分にとってプラスな選択をしていきたい。
10人の友人

10人の友人

髙橋 貴一 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

2月29日から3月15日までの中国文化研修では短期間の間に今まであったことのないたくさんの人々との出会いがあった。中国という国の広さ、歴史の深さを感じた。短い研修の中で出会った人々について書く。
最初の出会いは2週間ともに研修を行う9名の学生、陳先生と奥さんとの出会いだった。
和気あいあいとした雰囲気がすぐにでき、まるでこれから始まる研修が私たちにとってとても楽しくそして有意義な時間になることを語っているかのようだった。

 

中国での生活が1週間たったある日出発日の写真を見返していると「みんな若い」「ちょっと太った?」「なつかしい」こんな言葉が聞こえてきた。一つの部屋に集まってゲームをしたり夜通し話したり研修団はすぐに仲良くなった。

3月1日~3月6日 桂林理工大学学生生活
私たちは桂林の郊外にある桂林理工大学国際学科の留学生として1週間を過ごした。授業は英語と中国語のみを使って行われた。中国語も履修していらず英語も不得意な私は授業のスピードについていくこともできず大変だった。
中国を少しでも学ぶために私は習った言葉をすぐに話してみることを意識した。中国の大学の授業は10時から12時まで授業があったあと昼休みに昼寝の時間がある。この昼休みの時間に学外に散歩に出かけて店によったり学内の生徒とスポーツをするなど積極的に中国語を話す機会を見つけ活動した。
授業の話は他の生徒が語ってくれると思うので私は昼休みや夜の散歩で出会った人々について紹介する。
私が最初に授業で習った中国語を使った人は桂林理工大学付属小学校の近くにある売店の店員だ。このとき何も見ないで話せたことは自分の名前と「是」「不是」のみ。後の会話は持参した単語帳で必死に例文を探して指をさす。そして店員が伝えたいことはすべて紙に書いてもらう。この方法で買い物を行った。店員は笑顔が素敵で私の変な中国語聞き取ろうとしている姿勢が伝わってきて嬉しかった。そして私に言葉を伝えようと親切にしてくれたことが印象的だった。
2日目のある日私は写真屋に一人で行った。桂林理工大学学生証の写真を受け取るためだ。中国人の友人の助けを借りて写真を受け取る予定だったのだが中国語を話してみたい気持ちが大きすぎて内緒で約束時間より早めに受け取りに行った。写真屋店員と会話する中で中国語学力が伸びていると感じたことを覚えている。実はこの時授業についていくことができず気分が落ち込んでおり普段とは違い自然体のままで中国語を話していた。聞いたことがある音をただ真似するだけの会話だった。以外にも何も考えないほうが会話が成立してとても不思議な感覚だった。

 

桂林4日目のある夜2人の後輩と散歩していると小さなお菓子屋さんを見つけた。このお菓子屋さんに立ち寄った理由はただ一つ。店前のパイナップルがおいしそうだったから。すると私たちに笑顔で話しかけてくれる人がいた。早口すぎて言葉がわからずキョトンとしている私と対照的に英語と中国語で話している後輩。差を感じた。勢いに身を任せて話してやれと適当にしゃべる私。もっと勉強頑張ろうと誓った瞬間だった。この店員さんは芸能人を目指しているようで話すことがとても上手だった。常に笑顔でおすすめのお菓子や日本の話で盛り上がった。名前を覚えてないことが後悔。

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桂林理工大学学生との交流
桂林理工大学の学生交流は言葉の壁を超えた有意義な時間となった。100人くらいいたのかな。私たちが案内された教室は多くの学生でいっぱいだった。日本語学科の生徒は日本に興味があるようで質問のリストを作って持ってきているほど熱心だった。そのリストに何度も書き直した跡があったことが印象的だった。日本語で会話しながら大学内を案内してくれた。最初に案内してくれた場所は図書館だ。日本の図書館とは広さが違っていた。私達は地下1階にある日本語コーナーに案内してもらった。文法書や解説書ばかりで不思議な感覚だった。2時間の短い時間の中で図書館、体育館、正門近くにある橋と案内してもらった。桂林理工大学は中国の大学の中でも狭いほうらしいが私達から考えると広すぎる。まずキャンパスとキャンパスの移動に高速道路は通らない。
学生の中でも特に仲良くなった2人の友人を紹介する。1人の友人は小柄で元気がいい女の子だ。英語とバスケが得意だと言っていた。彼女は私にお土産を用意してくれていた。飲み物と大学のポストカードをもらった。このポストカードを見るたびに楽しかった桂林での日々を思い出している。
もう一人の友人は芸人のように面白い背が高い男の子だ。なんでも日本に留学することを決めているらしい。日本語が上手で冗談を言い合って笑ったり肩を組んで写真を撮ったり常に笑っていたことがなつかしい。
桂林理工大学学生とすごした2時間は一瞬で過ぎてしまった。 「もっと早く出会いたかった」「桂林にまた来る」こんな声が日本の学生から聞こえていた。

 

桂林最終日は仲良くなった学生とその友人6名と楽しい時間を過ごした。昼ごはんで食べた餃子の味は忘れることができない。大学内でスポーツをしたりゲームをして遊んだ後桂林市内に出かけた。桂林市内は想像していたよりも都会で人が多かった。人と車が常にあり少し落ち着いた理工大学付近の様子と違い不思議だった。買い物をしながら羊の肉を食べたり大きな公園でおしゃべりをした。最後のごはんでは彼らとビールを飲みながら中国の学生生活や日本の文化について語り合った。お別れの時間が近づき気持ちが沈んでいると彼らは私達に本をプレゼントしてくれた。しかもメッセージと特製の詩付きの世界に1冊しかない本だ。プレゼントをもらった嬉しさと彼らと過ごした短い時間があまりにも楽しすぎて門限を過ぎてまで笑って話した。
「絶対再会しよう」「日本で会おう」互いに約束してその日は終わった。日本に帰った後もSNSで交流は続いている。

 

3月7日~9日 陽朔
桂林から陽朔へは川下りで移動した。川下りといっても日本人が想像する小舟に乗ったそれではない。島と島を横断することが可能なくらい大きな船に乗り桂林の大自然を楽しみながら移動した。この川下りの様子は他の人が書いているはずなのでここでは省略する。
陽朔は川沿いにあり山に囲まれた商人の町である。この町で私達研修団は「値切り」を初体験した。半額以下に値切ることは当たり前で最高4分の1まで価格を下げることができた。たまに失敗することもあったが。
私がこの町で印象的だった出来事はレンタサイクルで街を回ったことだ。この時は1人で自由に駆け回った。小学生が遠足に行く様子、鵜飼のおじさん、川沿いで遊ぶ人々など直接話すことはなかったが陽朔の人々が生活する様子を見ることができた。ある橋から見た陽朔の美しい街並みと近づいてみて分かる山の斜面の鋭さは日本で見ることができない風景だ。2日間というとても短い時間だったが水上ショーを観覧したり先住民族にあったこと、美しい鍾乳洞見学など短いが濃密な時間を過ごすことができた。

 

3月10日~3月15日 北京滞在
 桂林、陽朔と2つの都市を巡って中国での生活に慣れてきたころ最後の都市である北京に滞在した。この時期の北京は空気がきれいな時期で世界遺産や大都会の街並みをはっきり見ることができた。北京はとにかく都会。そして町の特徴として世界遺産が多く残されていることがある。すべて見てみたいと思ったが北京は広すぎて見ることができなかったことが残念だ。
 3月11日に北京民族大学学生との交流があった。桂林理工大学の学生とはまた違った雰囲気の学生が面白かった。多くの学生が既に日本に留学したことがあり彼女たちの留学の話や愛媛の生活を話した。また4回生の卒業論文の話を聞いた。日本の女性専用車両についての意見や知的財産権の認識、新聞に焦点をあてて日本と中国のメディアの違いなどどの論文も難しいテーマを設定していた。卒業発表会に機会があれば参加してみたいと思った。どこか落ち着いた雰囲気がある北京民族大学学生との時間もすぐに過ぎてしまった。
 この日はこの後北京愛媛県人会会員との交流があった。来てくれた人たちは社長やエリートばかり。はっきり言ってかなり緊張した。
 中国の人口は日本の約10倍。だから仕事も歴史も日本の10倍あるんだ。世界は広い。狭い環境にとどまっていてはいけないよ。
 ある会員の方が私に人生のアドバイスをくれた。もっと海外に飛び出していこう。中国のことをもっと学びたい。ある決意が私の中に生まれた瞬間だった。
 残り少ない中国生活を有意義なものにしようと改めて決意した一日だった。

 

3月12日、13日 北京観光
 最初に私たちが訪れた場所は前門、天安門、故宮美術館だ。国会開催中とゆうこともあり人も多く警備も強化されていた。徒歩で移動しながら感じたことはすべてが大きくて広い。移動だけでもかなりしんどかった。天気に恵まれて空と建物がきれいだった。天安門はテレビ画面でみるそれとは違った。朱色に染まった門と掲げられている毛沢東の肖像画の迫力に圧倒された。故宮美術館で見た王座は神秘的な魅力を秘めていた。景山公園からは故宮全体を見ることができ故宮の広さときれいさに驚いた。
 そして翌日万里の長城を訪れた。初めて見たとき言葉が出なかった。いままで見てきた建造物とは迫力が違っていた。想像をはるかに超える見た目への驚きは忘れることができない。実際に登ってみると階段一段一段は高く角度も急だった。また終りがない。目標地点を決めて登ってもさらに次がある。私たちはすぐに心が折れた。同時に万里の長城の魅力に気付くことができた。あの建造物を作るためにどれほどの人材と時間がかかったかは考えたくもない。言葉にできない感動を覚えた。
 次に訪れた場所は十三陵だ。明時代の皇帝たちの墓の集まりだ。墓の中に入ると大理石の門の美しさと門が閉まる仕組みに驚いた。頤和園では公園の中に広がる湖の広さに驚いた。私の地元香川県には満濃池がある。それを初めて見たときと似た感覚だった。しかし頤和園があるのは北京だ。湖の向こうにかすかに見えるビル群が不思議だった。
 北京観光では中国の歴史の深さと広さを体感した。疲れのピークはいつ超えたかわからないが言葉にできない感動はいまでも忘れることができない。

 

3月13,14日 自由時間
 13日は中国人の友人に北京でまだ見ていない場所を案内してもらった。最初は天壇公園に向かった。多くの人々がダンスをして楽しんだりベンチでトランプをしていた。日本の公園とは規模が違った。また私が驚いたことは人々の憩いの場所が世界遺産であることだ。私も一緒にスポーツをした。体を動かすことは全世界共通して楽しいことの1つだ。中国式の建築物や大理石の階段の美しさに感動した。
 次に訪れた場所はオリンピック公園だ。鳥の巣と国際水泳場の大きさはまた世界クラスだと感じた。最後にシーシャハイと呼ばれる湖に案内してもらった。三輪車に乗ってフートンとよばれる街並みをゆっくり見て回った。北京で一番家賃が高い住宅街は世界遺産の一部で値段を聞いて驚いた。
 夜は日本人の友人とマッサージ店に行った。日本国内でも海外でもマッサージ店に入ることはみんな初めてだったので少し緊張したが日本人慣れした店員はおもしろくリラックスすることができた。
 14日午前、午後はショッピングをした。王布井、前門と食べ歩きをしながら買い物をして楽しんだ。夕方この中国研修のまとめの意味を込めて一人で天安門に向かった。天安門につくとちょうど国旗降納の時間だった。兵隊の行進や国旗が下がると同時にライトアップされた天安門は素晴らしかった。中国最後に最高の思い出を作ることができた。

 

 今回の中国研修で体感したことは「行動する大切さ」だ。中国に対する日本の印象はよくない。大気汚染やマナーが悪い人々、偽装問題などの悪評しか多くの人が知らないからだ。実際中国研修に参加することが決まった時「よく中国に行けるな」という声やありえない量のマスクを差し入れしてくれる友人がいた。気持ちはありがたいが実際の中国は日本人が考えるほど悪名高い国ではない。「思い込み」「偏見」は怖いものだ。そしてこれは自分の可能性を閉ざしていると感じた。実行することは私たちにたくさんの出会いや知識、多くの経験を与えてくれる。最近の学生は不安に押しつぶされ行動することに恐れている。この研修で私たちが得た思い出は一歩踏み出した勇気から得たものだ。この短期研修で学んだことを伝え将来は「自分の可能性を広げる教育」を行うために学習を続けていく。
 

近藤嵩之 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

中国に強い思い入れもなく、ただ海外に行きたいという気持ちだけでこの短期留学に参加させてもらいました。初めての海外で不安でしたが、楽しすぎて不安なんてなくなりました。中国は少し怖いイメージだったけど、行ってみて中国に対する考え方が変わり、偏見を持つのは良くないと思いました。

世界遺産や観光地などの中国の様々などの場所を訪れて、日本との規模の違いや歴史の深さを感じました。万里の長城や頤和園、天安門、桂林の鍾乳洞などに訪れて、感激しました。自動車の運転の荒さや歩行者の信号無視、お冷がないなど日本とは違うことが多く、とても驚きました。原動機付自転車の見た目をした、電動の二輪車は免許がなくて走行できること、二人乗り、三人乗りをしていることなど驚くことがたくさんありました。文化や環境の違いを感じました。料理は辛い物が多いかったけど、美味しいものが多く大満足でした。蛙やサソリ、ヒトデなど食べたことのないものを食べられて貴重な体験になりました。買い物では買いたい物の値段が高いと思ったら、値引き交渉を行い自分の納得できる値段まで下げて購入するというものでした。日本でも家電の購入の時にやるとは聞いたことがあったのですが、実行したのは初めてで良い経験になりました。中国の人は商売をするのに、積極的でどんどん売ろうとしていたのがすごいと思いました。中国の人日本よりはかなり精神力が強いと感じました。滞在中空気が汚いと聞いていた北京は運が良いことに空気が汚くない日が続いたので、普通にマスクなしで外を出歩けました。桂林理工大学の生徒7人と班になり、話をしたのがとても楽しかったです。あまりできない中国語を頑張って理解してくれようとして、中国語を教えてくれたり、逆に日本語を教えたりと良い勉強になりました。

中国語が飛躍的な上達はしなかったですが、中国人と交流したことで少しは上達したと思うのでとても良い経験になりました。理系なので中国語を使うことは少ないかもしれないけど、将来これで学んだことを活かせれるようにしたいです。文化の違いを肌で感じ参加して本当に良かったと思いました。中国人と連絡先を交換し、連絡をとりあえる友達もでき、一緒に中国に行った人とも仲良くなり、様々な経験をして充実した二週間を過ごすことができたので、本当にこの中国研修に参加して良かったです。中国が好きになったので機会があれば、また行きたいです。

清水雄飛 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

・今回の留学に参加した理由

私が今回の中国短期留学の存在を知ったのは、ゼミでの紹介でした。私は二年生後期から、中国事情研究を行うゼミに所属しています。ゼミでは、中国の建国期から現在までの歴史、政策、思想、軍事、経済など多方面にわたり研究しています。ゼミで得ることのできる情報は本が主なので、情報によっては古いものもあります。また、普段マスメディアから得ている情報では中国の悪い部分ばかりで、中国の本来の姿を捉えることができません。そうしたことから、中国について自分の目で確かめたいと徐々に感じていきました。

そんな時に今回の留学の話を聞きました。私は中国語を履修していなかったため、少々不安もありましたが、中国のことを研究するゼミに入っていて、中国に行ったことがないのでは、説得力がなく、卒論や就活で強みにできないと考え、すぐに参加を決めました。

 

・中国短期留学を通して

桂林での数日間では、中国語の基本的な部分を学ぶことができ、中国語初心者の私にはとてもありがたかったです。また桂林理工大学の学生との交流を通して、中国が好きになり、中国人を好きになり、中国に対するイメージが変わりました。中国の人は優しい人ばかりで、とても勉強熱心だと感じました。今回の交流でかけがえのない友人を得ることができたのが、何よりの成果だと感じます。

北京では、世界遺産各地をめぐり中国のスケールに驚くばかりでなく、愛媛県人会の方との交流がありました。愛媛県人会の方々との食事会では、愛媛から世界に出て活躍しておられる先輩たちに貴重なお話をしていただきました。

後日、ご縁があり、三浦工業の岩崎さんに個人的にお話を聞くことができました。友人が人生で最高の財産であること、日の丸をしょって外国で働くことで得られるもの、外国の人は言葉が違うだけで中身は同じ人間だという話など、感動するお話ばかりで、勉強させていただきました。

今回の中国短期留学を通して、得られたものは多すぎて、その全てをこのレポートに書くことは難しいです。そのくらい新鮮で、充実した二週間でした。今回の留学を通して、海外の人と交流する楽しさを感じたのでよりいっそう語学勉強をしたいと思いました。今後は長期の留学も考えていきたいと思います。

最後に、留学費用を用意してくれた親と、この留学を引率してくださった陳先生には感謝の気持ちしかありません。二週間、陳先生のおかげで充実したものになりました。

ありがとうございました。

立山純平 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

私は今回の中国研修に行って、たくさんの知らなかったことを見て、触れて、感じることができた。私たちは今回桂林と北京に1週間ずつ滞在した。

桂林に着いてまず日本との違いに驚いたことは交通に関することだ。運転が日本に比べて少し荒かったり、歩行者がよく出てきたりしていた。それが中国では当たり前のようなので、中国に住んでいる人は運転がとても上手だった。また、日本の原付のような電動の乗り物があり、免許なしで運転できるそうで、とても普及していた。ほかにはお店でご飯を食べるときに飲み物が出てこないことが多かったことや、お土産屋さんなどでは値切らなければいけないということが日本と違った。しかしそれ以外の生活はほとんど日本と変わらなかった。桂林の最初の夜に食べた桂林米粉はとてもおいしく、しかもたったの4元なので私たちは何度も食べた。桂林にはいろいろな公園があった。中には動物園があるところもあり、生まれて初めて生でパンダを見ることができた。桂林は縦長の独特な形の山がたくさんあり、とてもきれいなところだった。川下りではその景色を存分に楽しむことができた。桂林では桂林理工大学の留学生寮に滞在し、そこで少し中国語の授業と切り絵の授業を受けた。切り絵を通して中国の縁起物などの文化を少し知ることができたし、とても楽しかった。その後、桂林理工大学の別キャンパスに行き、日本語を学んでいる生徒との交流会があった。私たち1人に対して10人ほどの生徒がついてくれて、最初はちゃんと言葉が伝わるか不安だったが、桂林理工大学の生徒がみんなとても日本語が上手で全く苦労しなかった。一緒にキャンパス内をまわったり、体育館でバドミントンをしたりして、WeChatというLineのようなアプリで連絡先を交換して、日本に帰っても交流を続けている。次の日の自由行動では仲良くなった人たちとバーベキューをしたり、カラオケに行ったりして遊んでとても楽しかった。また桂林では、鍾乳洞にも行った。鍾乳洞はライトアップされており、とても幻想的だった。さらに「印象劉三姐」というショーも見た。家に帰って調べるまで内容はよくわからなかったけど、ショーのきれいさに感動した。

北京は都会で高層ビルが多かった。北京では中央民族大学の生徒と交流することができた。さらにたくさんの世界遺産を見ることができた。万里の長城は一時間しか時間がなかったので、急いで登った。段差が一段一段大きかったので、とても疲れたが、とても雄大な景色を見ることができた。天安門広場や故宮博物館も広すぎてまわるのが大変だった。紅橋市場という偽ブランドがたくさん売っているお店にも行った。その夜は愛媛県人会の方々と上縁坊というお店でお食事をさせていただいて、初めて北京ダックを食べた。料理もとてもおいしかったし、県人会の方々からもいろいろな話を聞かせていただけてよかった。女性が強い少数民族の村にも行った。そこでは女性が前を歩くという決まりがあった。その民族のあいさつなども教えてもらった。その村でのショーもとても迫力があってすごかった。自由行動の日は1回生の男子3人で北京市内を地下鉄を使ってまわった。

私はこの約2週間の短期留学を通して中国や中国人に対するイメージが変わった。今まではニュースなどで報じられる悪い部分だけの偏った情報に流されていたことに気づいた。今回の研修で本当の中国を自分の目で見ることができ、中国の文化に少しでも触れることができ、自分の世界が少し広がったような気がした。また中国に行きたいと思った。

川 文乃 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

観光名所がたくさんあり、中国は広いのだと改めて思いました。

桂林でいった七星景区では、風景だけでなく動物をまじかに見ることが出来て楽しかったです。象山景区ではあいにくの天気でしたが、晴れた日の風景は一層すごいのだろうなと思いました。陽朔ではの川下りでは、桂林特有の山の形と、川岸に見える地元の人たちの家なども見ることが出来ました。夜の水上ショーは遠くの山も背景の一つとして利用していることもあって、迫力が感じられました。光が水面に映ってよりきれいに感じられました。演じている人が専門の人ではなく周囲の村の人だと知って驚きました。陽朔の店を見て回るのも楽しかったです。さすが観光地だと思いました。鍾乳洞にまともに入ったのは初めてでしたが、とてもきれいでした。とてもカラフルな照明で照らされていて、こういうのは日本ではないだろうなと中国らしいなと思いました。

北京では、さらに色々な場所を訪れました。故宮・天壇公園・頤和園などは、とても広くさらにたくさんの建物に細かで鮮やかな彩色が施してあり、とても豪華でした。竜の絵が描かれていることが多く皇帝の力の象徴だったのだろうなと思いました。万里の長城は見渡す限り延々と続いていて、中国は日本とスケールが違うなと思いました。実際に上ってみると、予想以上に険しく階段も急で、作るのはもちろん警備したりするのも大変だったのではないかと思いました。一段一段の大きさがバラバラで、中には一段の高さが自分の膝あたりまで有るものも混じっており上るのも降りるのも大変でした。

全国人民代表大会の影響で特に天安門の周囲の警備が厳しくなっていました。あんなに日常に近い場所に、武装した警官がいたり、地下鉄などで手荷物検査を受けたりすることは日本、特に松山ではまずありえないことなので緊張しました。

今回の授業で中国の人との触れ合いを持てたことはとても有意義なことだったと思っています。店の対応は日本比べるとやや素っ気ないと思うこともありましたが、交流した学生の人たちは私がほとんど中国語を話せないので、一生懸命日本語で工夫して伝えようとしてくれました。その様子を見て、母国語以外の言葉をあれだけ話せるのはすごいと思いました。また、止まったホテルの従業員の人は私がなくしたハンカチを長い間探して見つけてくれました。日本のようにマニュアルにのっとった優しさではなく、人の素の優しさに触れられたように思いました。

日本と水回りの事情が異なっているのが、つらいなと感じることがありました。洗濯が思うように出来ないのはしかたがないことですが、トイレにトイレットペーパーがない場所が多かったり、湯船につかれないことは、文化の違いなのでしょうが慣れないなと思いました。

今回、中国に行って初めて‘値切り交渉‘というものをしました。日本では、設定された値段通りに払うのが当たり前で、値段を自分で変えていくというのは不思議な感覚でした。

中国に中華料理の店があるのは当たり前のことですが、日本よりも他の国の料理が少ないように感じました。中華料理はやはりというか辛いものが多く辛いものがダメな私は時折つらかったですが、特に小籠包と焼き肉まんはおいしかったです。これらは日本ではあまり食べることが無いし値段の割と手ごろでだったので、日本に帰るのが少し惜しくなりました。

今回の授業では、中国語に触れ、学ぶということのほかに、当たり前のことですが、中国と日本とは同じところと違うところがありそれを直に感じることが出来て良かったと思いました。

加藤弓恵 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

私は、今回の研修で中国に対する印象がガラッと変わりました。中国に行く前は、正直、中国人は礼儀が悪く、空気も汚く、とても住みにくい国だと思っていました。中国人観光客が日本のレストランで暴言を吐き、暴力を振るったというニュースをテレビで見たので、生きて帰ってこられるかなと中国へ出発する前日に不安と焦りも生じました。今思うと、無駄な心配だったとバカバカしく感じます。私がこの研修に参加した理由は、特別中国に行きたかったわけではなくて、ただ海外に行きたいという好奇心からでした。私は、中学生の頃から、日本にはない景色を見てみたい、日本と異なる点を見つけたい、日本にはない良さを見つけたい、見知らぬ地で見知らぬ人と会ってみたいと強く思っていました。新たな価値観、新たな自分を発見できるような気がしてとても海外に魅力を感じていました。そして、ふと今回の研修のパンフレットを大学内で見つけ、行くしかないと直感で感じました。親には反対されましたが、私は親のいうことよりそれ以上に中国という国を見てみたい、自分の目で中国の良さを見つけたいという思いのほうが勝っていました。中国の悪いニュースや大気汚染の悪影響が叫ばれている今日の日本社会に対して、本当にそうなのか?という疑問を薄々感じていた私は、一見は百聞に如かずという思いで、きちんとこの目で現状を見てこようと決め、中国への旅たちを決意しました。

初めて見る中国の景色は、私が思っていたよりも平和で安全で日本と変わらない印象を受けました。この時、私は変な先入観は捨てなければならないと身をもって感じました。そして、桂林理工大学に向かう途中のバスでは衝撃的なことがたくさんありました。まず、バイクに乗っている人がヘルメットをかぶっていないこと、信号に秒数が表示されていること、クラクションが常に飛び交っていること、家にカーテンがないこと、みんな外でご飯を食べていることです。どれもこれも日本では考えられないようなことばかりで圧倒されました。また、中国の木は、全て下のほうが白く塗られていました。これは、腐らないようにするためや水がきたときにどこまできたか分かるようにするためだということを学生の方に教えていただきました。中国初日で、こんなにも新たな発見ができ、胸がいっぱいになると同時にこれから2週間の中国がとても楽しみで夜も眠れないほどでした。次の日から、授業や文化体験が始まりました。私はその時本物の中国語に初めて触れました。少し予習はしていましたが、いざ中国語を目の前にすると全く分からずみんなにとても迷惑をかけてしまいました。しかし、先生をはじめみんながフォローしてくれて、なんとか乗り切ることができました。言葉が分からないと、人間関係を築く上で最も大切なコミュニケーションがとれず、言葉の大切さというものを痛感しました。そして、初めて円になって料理を取り合う食事を体験しました。その時に、荷物をとられないように上からカバーをかけていただいて、とても感動しました。こんなにも徹底して荷物管理をしているのに、なぜ中国は窃盗が多いのだろうと少し不思議に思いました。日本ではあまり見られないような光景だったため、新鮮でした。また、桂林理工大学の学生は、元気に外でよく遊んでいて、とてもノビノビしていてまさに大学生の理想像であるなと強く感じました。留学生寮のドアも開けっ放しで開放的であり、生き生きしているなと感じました。そして、桂林で一番心に残っていることは、中国人学生との交流です。10人の学生に対して1人というのは最初はとても過酷なことに感じました。しかし、中国語を話せず、理解できない私に対して優しく一生懸命日本語を使って何かを伝えてくださる姿をみて、やるしかない、やってやると思いました。私は分からないなりにも、授業で習った例文を発したり、ジェスチャーや紙に書いたりして必死に伝えました。そして、伝わった時に大きな達成感を味わうことができました。中国の学生たちと、一つになれた気がしました。また、大学内を案内してくれたりおいしい食べ物を教えてくれたりとても優雅な一時でした。今でも連絡を取り合うほど仲良くなれたし、彼女たちの日本語に対する情熱にとても感銘を受けました。負けてられないと良い刺激も受けました。私も中国語を勉強して、彼女たちと中国語で会話がしたいとこの日強く感じました。

そして、陽朔へ移動しました。川下りでは、牛、鳥、ヤギ、犬などたくさんの野生の動物がいて、また、川と山も綺麗にマッチしてとても自然を感じられました。日本にこのような場所があったら毎日行くだろうなと思いました。その日の夜に見た水上ショーは言葉にならないくらい大きな感動を味わうことができました。演出家はみんなプロではなく、市民であるといことにとても驚きました。今まで見たことのないくらい幻想的で綺麗で涙がでました。もう一度、いや何度でも見たいと思いました。日に日に日本に帰りたくなくなっていました。中国に住みたいと本気で思うようになりました。

北京の雰囲気は桂林とは全く異なっていました。飛行機から見る北京はキラキラしていてさすが中国の首都、都会だなと感じました。少し歩けばすぐ大きなショッピングモールがあり、地下鉄があり、なんでも揃っていました。北京での一番の収穫はなんといっても愛媛県人会の方とお食事ができたことです。そこで、私は衝撃の事実を知りました。それは、日本のマスメディアは、中国の悪いニュースだけをピックアップして日本で放送するから中国の印象が悪くなるということです。私は10日ほどしか中国で生活していませんでしたが、日本人が中国に対して悪印象を持たれるのは嫌だし許せませんでした。私はこの10日間の間で、たくさんの人と出会い、関わってきましたが、親切な方ばかりでした。これは胸を張って言えることです。日本ではよくない噂ばかりが流れていますが、実際はそんなことない、自分の目で見なければ分からないことはたくさんあると強く強く感じました。この時、私が中国に来た理由はこれだとハッとしました。中国に対して間違った印象をもっている人に中国の良いところを伝えていく、それが私が今回中国にきた意味、使命なのだと再認識しました。また、県人会の方たちは中国にとても誇りをもっており、中国の空気をきれいにしようと無我夢中でとても輝いて見えました。この出来事をきっかけに、中国と日本を繋ぐ仕事に興味を持ち始めました。陳先生、この度はこのような大変貴重な機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。この2週間の研修の中で、言葉にできないくらいの大きな感動と、新たな発見と、たくさんの良い刺激と、かけがえのない仲間と、様々なことを吸収することができました。たった2週間と短い期間でしたが、私にとっては大きな長い長い一生忘れられない2週間になりました。また機会があったらぜひ中国へ行きたいです。私は今、愛媛大学に留学してくる人をサポートするために、チューターに参加しようと思っています。中国での研修のおかげで、今まで以上に国際交流にとても興味をもったし、新たな自分を発見することもできました。陳先生、また奥さん、たくさん迷惑をかけてしまって申し訳ありません。先生に叱られたことも良い経験です。本当にありがとうございました。また機会があれば、宜しくお願いいたします。

西口家新 春休み中国短期留学2015 (2016年05月24日)

最初に、私がこの中国研修に参加した理由はとても不純なもので、こんな安い費用で桂林や北京に15日も滞在でき、しかもたくさんの世界遺産が見られるなんてほかにない!でした。しかし、今回の中国研修を終えて、中国観光ができただけでなく、将来の夢の再確認や新しい友達、新しい出会いができたなどと、私にとって非常に収穫の多いものとなりました。

まず、桂林では語学研修や中国の文化に触れる体験をしました。「ジェンジー」という中国の伝統的な民間芸術の切り絵はとても細かい作業が続く難しいものでしたが、初めての体験でみんなとおしゃべりしながら楽しんでできました。また、桂林ではたくさんの公園に行きました。公園といっても日本のような公園ではなく、敷地内には世界遺産や山、お寺が丸ごと含まれているとても広い場所でした。自然がたくさんあり、動物園もあったりと驚きました。そして、桂林理工大学日本語専修の学生たちとの交流は不安に思っていたが、みんな日本語がとても上手ですぐに打ち解けることができました。連絡先を交換するまで仲良くなることができ、今回の中国研修中でしか体験できないことで、とてもよかったです。

桂林を離れた私たちは、船に乗って陽朔まで川下りを体験しました。川下り中では、今まで見たこともない景色を見ました。川は底が深く、山はてっぺんがとんがっていて、不思議な地形ばかりでした。また、人生において一度見るか見ないかわからない、世界的にも評価が高い「リュウサンジェ」というショーは、自然を舞台にしていて何百人もの出演者で構成され、ライトアップなど素晴らしく感動しました。陽朔はとても栄えていて、夜はもっとにぎやかで、鍾乳洞があり、自然豊かで、想像していた印象とすごく違っていました。たった二日という短い期間の滞在でしたが買い物を楽しんだり、美味しいものを食べたりと満喫しました。

北京では、最初に天安門広場に行きました。ちょうど国会が開かれている時期で、警備が厳しかったです。そのあとに行った故宮はスケールが大きく、圧倒されました。夜の愛媛県人会の人たちとの食事会では、美味しい料理と北京ダックを食べながら、中国での仕事についての質問をして、とてもためになるお話を聞き、貴重な時間を過ごしました。後日に行った万里の長城は、一つ一つの段差が高く、登るのが大変でしたが、景色が壮大で楽しかったです。その日の午後は、明の十三陵と頤和園に行き、世界遺産を訪れたりと一日を堪能しまし、その後二日間の自由行動日を経て、帰国しました。

今回の中国研修は、すべて私にとって初めての経験でした。そのほかにも、私は中国語がある程度できていたので、みんなの通訳をしたりして過ごしました。とても貴重で、素晴らしい渡航で、私の一生の思い出になりました。これからまた中国や海外に行く機会があれば、ぜひ行きたいです。今回の中国研修で関わったメンバー、先生、愛大スタッフ、中国のみんなと素敵な体験をともにでき、感謝します。

神垣壮一郎 春休み中国短期留学2015 (2016年05月23日)

 私は中国語を一年間勉強しました。しかし、中国に興味があるというわけではなく、中国語に興味がありました。むしろ、あまり中国に関していい印象はありませんでした。だから行きたいと思ってはいませんでした。しかし、この二週間あまりの中国の研修で中国への印象ががらりと変わりました。
 まず私たちは桂林に行きました。桂林で食べた料理はどの料理も辛かった印象があります。その中で最も私たちがおいしいと思ったのは、桂林米粉です。おいしくてほとんど毎日たべました。また、カエルの肉など珍しいものも食べました。日本でいう公園は遊具があって遊ぶという感じですが、中国では公園というともっとおおきな場所で動物園も含まれており、森林公園のようなものでした。桂林の動物園に行きました。なによりも見たかったのがパンダでした。パンダは初めて見たのですが思ったよりも大きかったです。桂林理工大学の日本語専修の人と交流の機会では多くの中国人と話すことができ、友達になることができました。連絡先も交換し連絡を取り合うほどです。その人たちは三年も日本語を勉強していてとても流暢に日本語を使っていたので驚きました。とてもいい人たちばかりでとても感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。桂林で最も驚いたことは日本の原付のようなものがあり、原付と違うところは電動なところで、免許がいらないということです。しかもそれに二人乗りは当然で、一家で乗っているのも見ました。そういう所で日本との交通での違いがありました。さらに、横断歩道も信号もほとんどなく、危ない場面をよく見ました。私たちは桂林理工大学を離れて川下りをして陽朔に行きました。陽朔の夜はとてもにぎやかでクラブなどもたくさんありました。陽朔で見たショーはとてもすごかったです。村の農民を何百人も使い、きれいなショーでした。そして桂林を離れて北京に向かいました。
 北京は都会と聞いていましたが、思っていたよりも本当に都会で驚きました。北京お地下鉄ではいろんなところに行けます。動物園や大学などすぐに地下鉄を乗り継いでいくことができました。万里の長城はとても長くて一段一段が高くとても疲れました。また、天安門広場には毛沢東の写真が大きくはられていて実際にテレビで見たような感じでした。北京には多くの世界遺産がありとても楽しめました。
 私はこれから中国についてもっとたくさん知りたいです。そしてまたもう一度中国に行って自分の目で文化や生活を見たいです。そのためには中国語の勉強をしていく必要があると考えました。

有友可奈子 中国短期語学研修2011(韓山師範学院) (2012年05月30日)

今回中国に行ってみて分かったことは、中国は日本とかなり近い位置にある国だが日本とは全く違う国だということだ。
当り前のことのようだが、私は実際に行ってみるまでそうは思っていなかった。それは日本で見たり話したりする中国人は、見た目は少し違ってもしていることは日本人と一緒だったからだと今は思う。初めて自分の国でリアルに生きる中国人とその文化に私は大変驚いた。

中国の店員さんはほとんどの人が笑ってくれない。最後には慣れたが、それが最初は怖かった。怖かった理由には、笑っていないのにつけて何をしゃべっているか分からないからというのもあった。
中国人同士は早口の大きな声でその上眉間にしわを寄せてしゃべるものだから、こっちは大変不安に思いながらそれを見ていた。が、師範大学の学生にそれを話すと逆に驚かれた。そして別に怒りながら話しているわけではないと言ってくれた。

 

その時私は、外国で言葉が伝わり理解できる事とできないことでは安心できる具合が全く違うということを知った。また伝えることはできたとしても、相手の言っていることが分からなければ会話は成立しない。そして相手の言葉を理解するのは伝えることよりも大変だった。其れを感じたのは買い物をした時だ。私は今回中国の店で買い物をすることはできた。しかし、店員さんがしてくれたであろう商品の紹介は全くと言って分からなかった。綺麗だとか、良いものだとかという簡単な事は分かるのだが、産地や年代といったセールスポイントを説明されても今の私のレベルでは理解できなかった。説明してくれた店員さんには大変すまないと思いながら買い物をした。

 

言葉は大事だった。私は初めて外国人になってみて、言葉が伝わるありがたさを感じた。そして世界共通語に大変助けられた。日本人なのだから英語はいらんと言う人がいるが、今回初めて学びが役に立った気がした。

 

中国では今まで思ってもみなかったことが多くあった。まずは食事である。
食事は毎回食べきれないだけ出てきた。聞いてはいたが、矢張り実際に見るのと想像とではだいぶ違った。学生に、残すのは中国のマナーだから無理に食べることはないと言われたが、なぜか食べないといけない気になり少し無理して食べた。一緒に留学に参加した皆にも聞いたが、やはりそういう気分になったらしい。日本では残すことはあまり良いことではなく、米粒一つでも残すのは憚られたりする。そういった意味で、私は中国の文化を感じるとともに日本の文化も再確認することができた。中国のマナーには、客にお腹いっぱい食べてもらい満足してもらいたいというもてなしに対し、満足したという感謝がこめられている。日本のマナーは、食べ物を粗末にせず、作ってくれた人、また調理された命に対しての感謝である。どちらが悪い、良いという訳ではない。ただ、残したときに思ったもったいないという気持ちは、私が日本人だからだと実感した。

 

中国に行って気づいたことはほかにもある。街中の公園では多くの老人が太極拳をしたり、踊ったり、カードで遊んだりしていた。道でマージャンをしたり、楽器を弾いたりしている人もいた。私はこんなににぎわった公園を見たことがない。中国の公園は、老人たちの社交場であり、中国の文化を感じられる場所だった。日本の老人ももっと公園にでも行って遊べばいいと思う。そうすれば、会費もはらわなくても良いし、友達もできる。日本の老人の交流の場所と言えば病院の待合室だが、公園の方がよっぽど健康的である。

 

しかし同時に、物乞いの老人も多く見かけた。日本では物乞いをしている人などなかなか見ることはない。日本にもホームレスはいるが、その人たちも物乞いで生きている人は少ない。また日本であれば生活保護を受けることもできるし、年金もある。しかし学生によると、そういった制度は中国にもあるがまだしっかり普及していないとのことだ。そして日本で貧しいと言われている生活水準も、中国からみればいい方である場合があるとも言っていた。北京に行った時、ビルが立ち並ぶ中でかなり貧しそうな家の地区を見た。確かに私は日本でそういった家に住んでいる人を余り見たことがない。中国は広い国であるから様々な生活様式があり、それが現代社会の基準からみれば低いこともあるだろう。しかし、そこに住む人たちが昔からの伝統を守りながら好きでその生活をしているのであれば何も問題はない。が、生活の質の向上を望みながらもかなわないという場合、手を貸してくれる社会であってほしいと思った。

 

私は実際に行ってみなければ、今回見たことを聞いても実感が湧かなかっただろう。本場の中国人に会って、周りが言うほど中国人は怖い人ではないと改めて思った。飛行場で筆談した叔父さんも、大学の学生も、朝ごはんを毎日運んでくれたおじさんも、みんな私に笑いかけてくれた。

 

この短期留学は、私の常識を様々な形で打ち破り、またアジアにある日本という国も再確認させてくれた。これはアメリカやヨーロッパでは味わえないことだ。語学の面ではまだまだ未熟すぎるが、中国という国へ行き現実に異文化と交流することができたのは私にとってたいへん大きなことであり、一番の収穫だった。

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