2月20日(木)、独立行政法人国際協力機構(JICA)アフリカ部の梁瀬直樹部長、同アフリカ第三課の阿久津謙太郎課長、斎藤悠介氏が愛媛大学国際連携推進機構を訪問し、光信一宏理事・副学長(国際連携)、小林修学長特別補佐(国際連携)、工学部の森脇亮学部長、松下正史教授らと意見交換を行いました。
梁瀬部長からは、外航海運分野での世界的な人材不足や、アフリカの造船需要が近い将来拡大する展望、またJICAが進めるアフリカ各国の海事関係人材の育成構想について説明がありました。本学の森脇工学部長と松下教授からは、愛媛の海事産業界、行政及び⼤学が連携して地域の海事産業や造船技術の高度化に貢献できる人材育成を推進する目的で、令和6年11月に発足させた「えひめ海事産業協働コンソーシアム」について説明がありました。
愛媛大学は、これまでモザンビーク、ガーナ、ケニアなどと学術及び学生交流を展開し、これらの国々から留学生を受け入れ、帰国後に様々な分野で活躍する人材を輩出しています。そのため、船舶海洋工学分野を含むアフリカ各国の人材育成に貢献できるよう、引き続きJICAと協議を重ねていく予定です。