3月7日(金)、独立行政法人国際協力機構(JICA)モザンビーク事務所の大塚和哉所長が、愛媛大学国際連携推進機構を訪問し、光信一宏理事・副学長(国際連携)、小林修学長特別補佐(国際連携)、栗田英幸准教授らと意見交換を行いました。
大塚所長からは、今後のアフリカ成長の鍵となるブルーエコノミー人材(船員、造船技術者、漁業・水産業者)の育成や、日本とモザンビークの関連業界をつなぐ架け橋となる人材の育成に関する構想について説明がありました。
愛媛大学は、モザンビークを国際戦略拠点国の一つとして定め、交流を展開しており、これまで同国から複数の留学生を受け入れ、帰国後に研究や教育の分野で活躍する人材を輩出しています。また、工学部附属船舶海洋工学センターや南予水産研究センターにおいて、船舶海洋工学や水産学で地域に密着した研究や教育活動を展開しています。
今後、モザンビークからこれらの分野の高度人材を本学大学院に留学生として受け入れられるか、また、本学学生をボランティアとしてモザンビークへ派遣できるかについて、引き続いてJICAとの間で検討を行う予定です。
これとは別に、3月27日(木)には大塚所長と小林学長特別補佐、本学南予水産研究センターの後藤理恵教授、斎藤大樹准教授との間でオンラインの打合せを行いました。