令和6年5月27日(月)、本学内にてJICA愛媛デスク主催による「JICA海外協力隊2024年度春募集 愛媛大学 募集説明会」が開催されました。
まずJICA愛媛デスク大石国際協力推進員から協力隊事業に関する概要説明が行われ、応募から実際の海外派遣までの全体的な流れが説明されました。続いて、エルサルバドルと会場をオンラインでつなぎ、現地隊員の福田さんによる体験談が披露されました。福田さんはコミュニティ開発を目的に派遣されており、具体的にはジェンダーの公正、地場産業の活性化、有機農業の促進を目指しています。現地での生活や地域住民との交流の様子が動画を通して紹介され、参加者たちは臨場感を感じながら視聴していました。
また、派遣を終えて帰国した松下さんが登壇し、帰国後の就職やその後の生活についての体験が語られました。派遣中の経験がどのようにその後のキャリアに活かされているのか、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
体験談の後、参加者たちは3グループに分かれ、オンラインおよび対面で個別の相談や質疑応答の時間が設けられました。より具体的な内容についての情報交換が行われ、参加に向けてのビジョンをより明確に持つ機会となりました。
現役隊員および経験者の共通する感想は「行って良かった」というものでした。その思いが伝わり、海外協力隊に興味のある方々が新たな一歩を踏み出してくれることが期待されます。
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