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2019.10.19INTERNATIONAL

愛媛県内4大学留学生で行く「愛媛の食文化を学ぶ愛」ツアーを実施しました

イメージ:愛媛県内4大学留学生で行く「愛媛の食文化を学ぶ愛」ツアーを実施しました

令和元年10月19日(土)、愛媛県内4大学留学生で行く「愛媛の食文化を学ぶ愛」ツアーを実施しました。この研修旅行は、愛媛県内の留学生同士の交流を活性化し、留学生たちが愛媛の文化、歴史、産業を学ぶ機会を与えることを狙いとして、毎年実施しています。ツアーには、愛媛大学、松山大学、松山東雲女子大学の留学生27人(7か国・地域)が参加しました。

まず、「伯方塩業」を訪問し、現在の食塩がどのように製造されているのかをビデオ映像の視聴や実際の製造工程の見学を通じて学びました。その後、工場の裏に設置されている、流下式枝条架併用塩田製塩装置を見学しました。これらを通して、瀬戸内地域で発展した伝統的な製塩と、近代化された設備での最先端技術による製塩を比較しながら学びました。その後、今治市のさいさいきて屋へ移動し、昼食をとって、道の駅の売り場を見学しました。

続いて、今治市内の「八木酒造部」を訪問しました。ここでは西日本最高峰・石鎚山に連なる四国山脈からの清冽な伏流水を用いて、創業200年の伝統・匠の技により高品質な日本酒を造っています。八木伸樹社長による酒蔵見学の案内と、日本酒セミナーを通して、留学生たちは愛媛の匠の技による酒造文化を学びました。製造した日本酒が、ANAファーストクラスにも採用されるに至った経緯や、海外展開にまつわる苦労話や成功譚についてもうかがいました。なお、今回の八木酒造部への訪問は、高松国税局と愛媛県酒造組合との連携により、実現しました。

参加した留学生からは「バスで色々な綺麗な風景が見えるし、愛媛県の塩や酒の作り方もわかるようになりました。本当に勉強になりました。」といったコメントがあり、異なる大学間の留学生の交流が深まったほか、愛媛の食にまつわる文化や産業技術を体験・見学することで、愛媛県の魅力に触れることができました。

なお、今回の留学生ツアーは、(公財)日本国際教育支援協会(JEES)による「留学生文化理解促進のためのスタディ・ツアー」助成を受けました。ツアー実現にご協力いただいた関係各位に御礼申し上げます。

▲八木酒造部でのセミナーの様子

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