令和7年11月28日(金)、愛媛大学国際連携アドバイザーのシギト・ウィドド氏(福助工業インドネシア取締役社長、本学工学部・工学研究科OB)が来学し、学生向けの講演及び交流会を行いました。
シギト氏は「殻を破って世界に飛び出そう」をテーマに、ご自身の経験から、夢や目標を明確に定め、諦めずに努力し続けることや、自らの力を信じて新たな世界に挑戦することの大切さを語りました。
インドネシア出身のシギト氏は本学工学研究科の大学院生時代に、県内の総合包装資材メーカーである福助工業でアルバイトをしたことがきっかけで、1996年の修了後に同社に入社し、2016年に同社インドネシア社長に就任されました。また、仕事の傍ら、インドネシアの貧困層の子どもたちが、将来の夢や目標を持つきっかけを与えるボランティア活動にも長年携わられてこられ、そうした経験を織り交ぜた講演を行いました。
シギト氏の講演には、学生や留学生ら約15人が参加し、シギト氏の熱い語りに聴き入っていました。また、その後の交流会では、参加した学生から「貧困地域で日本語教育のボランティア活動を行う動機はなんですか?」「愛媛大学在学中のどんな思い出が印象に残っていますか?」といった質問があり、多くの質疑応答が交わされました。

